供給があるから需要が生まれるのか、需要があるから供給が止まらないのか。
いつになっても収まることのない薬物問題。
薬物中毒が社会問題となって久しい、世界のどこでも同じ。欧米もアジアも世界は薬物まん延。
タイでもこのほど摘発された元有名ポップシンガーPookie(通称)40歳、夫とともに逮捕されたのだが、台湾ブローカーと接触し輸出を画策した。もちろん自身も長年にわたってある種の違法薬物を使用していたとされる。
二人は月曜日の夜、自宅で98.3グラムのクリスタルメス、8つのメスピル、10個のエクスタシーピル、4gのケタミン、40gのマリファナ所持で逮捕されたのだが、同時に発見された多量の重曹と塩などから、販売する薬物に混ぜて増量するためだったと推察され、加工工場となっていた疑いもあるようだ。


今回の件は台湾への密輸出ルートを調査していた麻薬取締当局の網にかかったもので、これら薬物は主に近隣諸国から搬入され、名前は伏せるがある種の薬物を例にするとタイへ入るとキロ当たり30万~40万バーツとなり、これが台湾へ持ち込まれると3倍から5倍の価格で売られるという。
発表では販売先ルートのひとつに日本、韓国なども含まれているらしい。
あたくしなどは常々近しい者には話していること、当然知っていなければならない常識でもあるのだが、空港などで親しげに話しかけてくる人物には要注意。日本の空港に身内や友人が待っているからと言葉巧みに土産物を託そうとするのはほとんどアブナイ。自分も同じ便に乗るのだが荷物が多くて余裕があるのならひとつ一緒にチェックインしてくれないかなどと言う輩もいる。
まったく油断もすきもあったものじゃない。
しかし売る方も買う側も身の危険を天秤にかけてもなお抑制できないほど魅力のあるマーケットでありブツなのか、そのあたりをどう理解すればよいのか。
総じて日本人は薬物使用で捕まった芸能人などには寛容だ。人を傷つけたわけじゃないというのが大きいのだろうが、法を犯したという意味においては強姦や殺人などとなんら変わりないと自分は認識している。
一定の時間だけ謹慎してまたテレビや映画に顔を出すのか、恥知らず。
そやつらのギャラを叩いておだてて使う業界もこれまた恥知らず集団といえる。
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