トヨタの懐かしい車じゃあるまいし毎日まいにちウィルスばかりの話題、どなたも辟易しているのではないだろうか。
もちろん下手をすれば誰にもふりかかる可能性があり、命の危険でもあるのでおろそかにできないのは承知している。
とうようなわけで本日は小咄でお時間までおつきあいを願います。
毎度ながらバカ話で笑い声の絶えないちい公一家でございます。一家と言いましても魔女の血を引くノー天気な相方との二人暮らしであることは一部の皆様ご存知の通り。
毎日まいにちボクらは鉄板のぉ~~
しかしタイ焼きは美味しいね。
なんたって尻尾のカリカリがたまらないね。
「ああ食べたいなタイ焼き。アユタヤのいつも行く市場のタイ焼き屋もどっかへ行ってしまったし、日本のタイ焼きなつかしいな」
十三駅前で売っているタイ焼きはいわゆる養殖ではなくて天然物。たしかに美味しい。

話はブログのメンバーなどのあれこれ。
いつも誰かの話で盛り上がる。
あれ? 今日はやけにクシャミが多いなと思われたあなた、それは花粉だけではありません、多分あたくしどもがあなた様の噂話で盛り上がっているのです。
「いろいろな料理を作っても、ハズバンドが何を考えているのか、料理の感想も聞いたことがない人がいるようね」
「まあながく夫婦をやっていれば、会話も少なくなってゆくのではないかな」
というのも何かで読んだのだが。
レストランで食事中のカップルで会話がほとんどないのは夫婦だという話。それが妙に記憶に残っている。
まあ夫婦ってのはそんなものかなと思うけれど、外食をしているときにふとそのことを思いだし、いま自分たちは他の客からどう見えているのだろうかと気になることがあったりする。
まさか、不倫カップルにみえたりはしないだろうな、とヘンなことを思ったり、これも年齢が離れている故のことなのだ。
「ハズバンドが料理の感想を言わないなんて信じられないわ」
「そりゃ奥さんだって、いちいち、これどう? おいしい? なんて聞かないだろう。毎日のことだしね」
「ふ~ん、わたしとはちがうね」
「そりゃそうだ。君は、これどう? 美味しい? 美味しいでしょ? あたしが返事するまで聞くし、それに返事の言葉も・・・」
「なに?」
「君が受け入れる返事の言葉は決まっているのだから。それをあたしは分かっているから、録音みたいだなと同じ言葉を口にしながら、そんなことを思っているわけよ」
この言葉は絶対に使わないけれど、美味しくないとか、まあまあなどという言葉も禁句であって、つまりは、美味しい、とか、すごいとかのワードが常套句になっていて、妻のほうもこの言葉をごく当然のように期待し待っている。
万が一まちがって、美味しくないね、などと言おうものなら、
「食べなくていいわ。失敗したわ。捨てましょ」
すぐにゴミ箱に放り込みそうな勢いになる。
これはなにも料理に限ったことではなく、例えばマーケットなどで安い服をを買ってきたとき、
「どうこれ、いいでしょ」
そう言ってちょいと太めのモデルショーを見せられても笑うわけにゆかず、
「いいね。そんなに安かったの、いいね」
なにがあろうとこういう答えが最低限必要なのであって、もし似合わないねなどと口にしようものなら、
「ダメね失敗した。もう着ないわ、捨てよう」
そんなことになり、あたりに、悲しくてちょびっとコワイ雰囲気がただよう。
こんなことを言ってるのはなにも悪口を書きたいのではなく、女ごころというのはこういうものなのだということ。男はそれを理解しなければならないのだ。
いみじくも本人が言っている、
「そうね、わたしが受け入れる言葉は、美味しいとか、かわいいとか、クレバーね、とか、あなたはそれを分かっているのね。そうよ女はパークワーン(タイ語・お上手口)が大好きなのよ」
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