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    ちい公ドキュメントな日々

    アジアの風をいっぱいに受け 雲のように日々を・・・・

    まだ関空にいる


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     搭乗待合で驚いた。
     今日利用する便はタイ・バンコク経由シンガポール行き。だからタイ人も多いだろうとは思っていたが、周囲を見回すとほとんどタイ人。まるでバンコクの繁華街にいるようだった。もうひとつのお正月ともいわれるソンクラーン水かけ祭りの休暇を利用して日本へやってきたのだ。

    魔女に聞いてみた。
    「タイ語がいっぱい聞こえてきてどう? 故郷に帰ったみたいでうれしくないかい?」
    「ああイヤイヤ、ずっと日本語が聞こえるところにいたい。あの暑い場所に帰るのかと考えるだけでもイヤだ」
    「それならあたしが耳元で毎日あまい日本語をささやいてやろう」
    「ほんと? ゲヘヘ」
     彼女はマンガのような笑い声を出した。
     ああやばいやばい、バカなことを言ってしまった忠犬はすぐ後悔。
     魔女は不思議とこんなことだけはよく憶えているのだ。

     先日も、奈良からの帰り大阪駅で乗り換えの時だった。
     人ごみのなかで突然背中を小突かれた。後ろからついてきていた魔女だった。
    「どうした?」
    「どうして後ろも見ないで自分だけ行ってしまうのよ? もし私があなたを見失ったらどうするのよ?」
     フグのような形相になっている。
    「私はひとりでどうすればいいのよ? 日本に来たらいつも私のことを大切にケアしてくれるって言ったのはあなたでしょ」
     そんなことを言ったような言ったような気も・・・

     このときのふくれっ面がおもしろくて、しばらくは魔女の顔まねで笑いをとった。

     こんなバカみたいな話だが山ほどできた。
     バンコクに戻っても時々は春の思い出のネタになるかもしれませんがどうかご容赦下さりませ。

     さあほんとに飛行機に乗ろう。バンコクへ戻ろう。

     これを読んでいただいている頃はもうバンコクに戻っていることと思います。
     今日もありがとうございます。

     
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    テーマ:タイでのプライベートな日々 - ジャンル:海外情報

    関西空港にて



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     まもなく午後4時、搭乗までまだ1時間もある。
     
     本日は快晴、気温も高い。
     チエックインして搭乗待合室に座ってはじめて日本をはなれるという実感がわいてきた。つい先ほどまでは見送りにきたような感覚があった。
     なんせうちの魔女は日本を離れることでまるで日本人のようにホームシックになっている。空港への電車でもじっと街並みをながめて身じろぎもしなかった。
    「・・・今度は冬までこれないわ」
     ポツリとつぶやいた。

    ・・・おいおいまた冬に来るのかい。くそ寒いのになあ・・・
     わざわざ雪を見に来るつもりらしい。

     ともあれ今回の旅は無事にすんだ。
     いちおうバンコクのオフィスでは責任のあるポストにいる魔女は明日から残業が待っているという。
     えらいこっちゃな、忠犬コックはどこにいてもメシを考えないといけない。
     みんな頑張っている。あたしもガンバロウっと。


     
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    ニッポンの風にふかれて2016春編 最終章



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     忙しい二週間があっという間にすぎた。
     春の風が心地よく感じはじめたころにはもう帰らねばならない。

     ああ熱波の大地が待っている。
     イサーンの玄関ナコン・ラチャシーマでは摂氏46度を記録したらしい。

     まさに夏本番のバンコクでちい公は舌をだらしなく垂らしハアハア言いながらうろつきまわる日々が始まる。

     しばしサヨナラ日本、
     どうか九州に一日も早く平安な日々が訪れますように、
     ただ祈る。

     最後に
     バンコクの魔女走り回りツアーにご協力いただいた皆様に主人になり代わり心より感謝申し上げます。
     おかげさまで忘れられない旅になったようで、バンコクに戻ってからしばらく忠犬の食事はきっとグレードが上がるものと思います。
     ありがとうございますワン。


     
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    木下大サーカス 夢の世界だった



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     サーカスなんて子供のころに連れてもらった記憶があるくらいでまさか今回の日本で観にゆくとは思っていなかった。

     ときには子供に還ってしまう魔女のリクエストでチケットを確保した。
     
     木下大サーカス
     小規模のメイド・イン・ジャパンサーカスを想像していたのだが実際観ると想像とは違っていた。テレビで観たアメリカのビッグサーカスにもひけをとらない内容だった。
     出演者は外国人と日本人の混合チームで演目の構成も幅広くて大人の私でも楽しむことができた。

     2時間余りの時間はあっという間に過ぎた。
     楽しい時間だった。
     まさしくサーカスは夢の世界だ。

      
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    テーマ:**暮らしを楽しむ** - ジャンル:ライフ

    馬子にも衣裳 魔女にも着物


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     うちの魔女はアジア産まれにはちがいないが国籍不明の容姿をもっている。とくに日本人そのままのあたしといるときには決まって日本人に間違われる。
     ショップなどで店員が気をつかって片言の英語で話しかけうちのがペラペラとタイ語で返事をする、そして相手が驚く、というのがいつものパターンとして定着している。

     今日のトピックと関係あるのかないのか着物のお話。

     今回の目的のひとつが着物を着ることだった。
     幸いにも妹のサクラが衣装持ちで器用ときているのでこの夢は簡単に実現させてやれた。サクラさまさまなのだ。

     馬子にも衣装 魔女にも着物
     高価な着物らしいが高くみえないのがうちの魔女のなせる技か


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    日曜読物 イサーンの風にふかれて 5

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    憂国 激震列島



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     我らが星・地球。
     生きている星の息吹は人間がその刹那の命を削るようにして築いてきたあらゆるものを一瞬のうちに消し去ってしまう。
     なんともろくはかないものか。

     しかし嘆いてばかりはいられない。
     星の寿命にはとうてい比較も叶わぬ人間であってもなにがあろうと起きようと日々生きてゆかねばならない。

     明日が見えなくとも生きてゆくのが人間である証明。

     ウソっぽいお見舞いコメントは書かない。
     明日は我が身かもしれない。
     なにがあろうとみんな生きてゆこう。
     自分にできることはなにもない。ただ胸を痛め日本の平安を祈るだけ。


     
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    ニッポンの風にふかれて⑪ ちい公の散髪 飼い主もついてくるの巻


    奈良 東大寺にて
    NARA東大寺
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     忠犬ちい公の散髪だから相手はトリマーということになる、ふつうならばということだけど、この忠犬はちと贅沢なので人間様の行く散髪屋なるところで髪を切ってもらうことにした。

     バンコクへ戻った時には自分で散髪をしてやるといって飼い主の魔女がついてきた。
    「あたしが行くバーバーは外人客が多いので英語はかなりわかる」などと事前にふきこんでおいた。もちろんウソだ。散髪屋のタカ君は学科の中でもとくに英語がダメだったということを前に聞いている。

     あたしは知らぬ顔で英語をつかい日本語はぜったいに喋らないと決めていた。
    「今日はどうしましょう」
     タカ君は緊張気味。まさか魔女がついてくるとは思ってなかったのだろう。
    「どうしようかな、私の顔とおんなじにしてもらおうかな」
     坊主頭は電気バリカンで刈るだけだから長さを指定する、これを一枚、とか二枚刈りとかいってつけるアダプターの厚さで長さが決まる。
    「それでいいんですか、三枚だと長いですよ」
    「誰が三枚でと言った?」
    「三マイ目だから三枚刈でいいのかと」
    「バカ。二枚目は二枚刈りに決まってるだろう」

     そんなぐあいで忠犬の散髪はすぐ終わる。
     散髪屋でありがたいのは髭をきれいに整えてくれてそれも安い散髪代にふくまれていることだ。ふだんは自分で口髭をカットしているのだがこれがなかなかむつかしい。

    「今日はいつもより丁寧に時間をかけてたよ、君が見てるからだ」
    「またまたなんか悪口言ってるでしょ、日本語でしゃべってくださいよ」
    「悪口なんか言ってない、ただいつもはこんなに丁寧じゃないと話しただけ」
    「やめて下さいよ、いつもとおなじじゃないですか。どんな散髪屋かと誤解されますよ」
     すると魔女がすかさず英語で
    「それならヘヤーカットするときはいつもついてきましょう」
    「ほれまたなんか悪口言ってるでしょ」
    「あはは」
     あたしはただ笑っていた。

     タカ君はおもしろい男なのだ。とはいえ50前の男をつかまえてタカ君というのもおかしいが、いくつになっても彼は散髪屋タカ君なのだ。


     
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    テーマ:タイの情報と日々の生活 - ジャンル:海外情報

    ニッポンの風にふかれて 10 わかのうらにしおみちくれば


    413 Go to Wakayama (15)
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     南海和歌山市駅からバスで市内を移動。
     母が眠る寺は市内の静かな住宅街の一角にある。もっともバンコクや大阪と比べれば和歌山はローカルであり何処へ行っても静かなのだが。

     墓前で長の無沙汰を詫び
    ・・・おふくろさんは元気ですか?
     と呟いてから気がついた。
    「亡くなった人に元気ですかってバカじゃないか」
     思わず独り言がでた。

     それからまたバスに乗り和歌浦まで足をのばした。
     何十年ぶりかで通り抜けた和歌浦の商店街。記憶の断片を拾い集めようとするがまるで過疎の集落のような通りには懐かしい思い出をよみがえらせるだけの街並みが残っていなかった。
     いつも多くの買い物客でにぎわっていた商店街はもはや面影さえなく、わずかに鶏肉を売る店の屋号がそのまま残されていた。

     海のそばの住宅街。
     万葉歌人、山部赤人が詠んだ 
    「若の浦に潮満ち来れば潟をなみ葦辺をさして鶴鳴き渡る」
     ここに出てくる「潟をなみ」をあてて片男波という地名があたしの青春時代の本拠地だった。
     きれいな住宅が並び隣を歩く妻に説明もできない。

     堤防に上がり和歌浦湾を眺めた。
     目の前には、砂が入れられた人工的な海水浴場が広がっていた。打ち寄せる波を避けながらテトラポッドに潜むカニを釣ったむき出しの波打ち際はもうなかった。
     
     妻は整備された不老橋付近を眺め、美しいと感動している。しかし、あたしには見知らぬ地へ迷い込んだような不思議な感覚しかなかった。

     時は、時間は、確実にわが身さえ過去の遺物のように置き去りにしてゆく。
     それが人生というものの本質なのかもしれない。

     ともあれ和歌山へ来たことで肩にのっていたなにかがひとつだけスーッと消えていった。
     これはこれでよかったと言うしかない。


    413 Go to Wakayama (27)

    413 Go to Wakayama (48)

    413 Go to Wakayama (59)


     
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    ニッポンの風にふかれて9 南海電車に乗った



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     朝から曇り空、午後からは雨の予報。
     和歌山市の寺に向かう。
     南海の特急サザンに乗って驚いた。
     午前10時発の難波発和歌山市行。終着駅まで一両の乗客は我々だけだった。
    「いったいどうなってるんだ、和歌山へ行く客はいないのか」
     驚くあたしに同行のサクラ
    「以前は喫煙のできる車両があってあの頃はこんなでもなかったけど今は誰ものりゃしないわ。わざわざ500円を余分に払って乗る必要がないもの」
     後部の数両はベンチシートだが自由席だからみんなそちらにいってしまうということか。

     こんなことを心配しても仕方がない。
     そもそも特急と言う名前をつけて座席指定で小銭を稼ごうとする姑息な考えがいけないのだ。そんなことならいっそのこと全席指定にしてしまえばよいのだ。

     昔はイヤというほど流れていたCMソングがいまでも耳に残っている。
    「なーんなーん南海電車、南の海を走ってく~」
     いかにも海辺を走るイメージだったが実際に海が見えるのは泉佐野からみさき公園駅間のほんの数秒だった。
     なにが南の海を走ってくだといつも誰かが言ってたものだ。

     そんなこんなで和歌山に着いた。
     雨はショボショボ降っている。
     長くなる。続きは次回にしよう。


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