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    ちい公ドキュメントな日々

    アジアの風をいっぱいに受け 雲のように日々を・・・・

    いらっしゃいませ、セブンのサンドイッチだよ



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    いらっしゃいませ、セブンのサンドイッチだよ

     セブンイレブンでサンドイッチの実演販売。
     ハム・チーズのサンドイッチ。

     日本のセブンではこのような販売方式はないだろうが、ここはタイランド、何か目新しいことをしなくてはお客の獲得競争に負けてしまう。

     それに、どのコンビニでもおなじようなものだ、美味しいと思えるサンドイッチがない。あってもなにやらわからないペーストが挟まっているだけで新鮮だという感じがしない。
     目の前で作ってみせるのは確かに効果があるかもしれない。

     アルバイトなのかどうかしらないがセブンで働くのも大変だ。ただ「サワディーカップ(こんにちは)」と言ってるだけじゃ務まらないのだ。

     コンビニでアルバイトでもと思ったがやめよう。
     こんな格好さえあたしには無理だ。





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    托鉢の朝



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    托鉢の朝

     早朝。
     タイではおなじみ托鉢の列。
     小僧さんたちが師匠について勉強中。

     おっ、前を歩いているのはダム・カウではないか。
    「おおいダム・カウ、朝から頑張ってるな」
    「あっおはようございますちい公さん」

    「お前の叔父さんにセブンで会ったよ」
    「ええっまたセブンですか。いつもなんですよ、暑いからといってなんにもしないで一日中プラプラ、ほんと困ったもんですよ」

    「叔父さんと違ってお前は朝からエライな、托鉢のお手伝いか」
    「ええまあね。若いといっても不景気でなかなか仕事もなくて、こうでもしなくちゃおまんまが食べられませんから。ちい公さんもどうですか一緒に」
    「いやいや、あたしはそんな柄でもないだろう。仏陀がひっくりかえるかもしれん」

    「でもちい公さんなら頭を剃る必要もなくてそのまんまで坊さんになれますよ」
    「バカ野郎、なにも好きでこんな頭に、バカ、早く行け、みんな行ってしまったぞ」
     
     若いくせに口ばかり達者なダム・カウ。もう40になろうかというのにまだ独り者。

     タイでもいわゆる適齢期を過ぎた若者が多くなっている。経済的な問題というより気楽な独り身を選択するのだ。
     ま、人のことは言えない。あたしも気楽な稼業にながく甘んじてきた身だもの。




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    魔女のカレーライス



    魔女のカレー 大盛

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    魔女のカレーライス

     ちい公ブログを読んで日本食を欲しがっていると思ったのかカレーを作ると言い出した。

     日本で買ってきたバーモントカレーがある。
     あたしなんぞは日本人だから簡単だと思うのだがなんせ今回のコックは魔女さん。いたって料理は食べるだけのおエライ方なのでみているほうはドキドキ・ハラハラ。

     だいたいの順番を説明するとキッチンから追い出されてしまった。
     
     そしてできあがったカレー。
     日本の妖怪・妹サクラに言わせると、
    「カレーなんて簡単じゃないの、具を炒めて水を入れて煮ればよいだけじゃん」
     そんなに簡単かよ。
     それをそのまま伝えるわけにもゆかないのがつらいところ。

     カレールウがよくできているのか味は標準的。不味くもないし、おおこれは!というほどでもない。

     だが魔女は「美味しいおいしい」と大盛を平らげた。
     そして言うことには、
    「これで私のクッキングメニューがまた増えたわね」
     得意満面なのだから返す言葉もない。

     そんなわけで日タイはいたって友好ムード。
     本日も平和なり。



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    やってられないね



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    やってられないね

    「おおいちい公じゃないか」
     セブンで呼んでるのはダム公。
    「あんたっちの国じゃ大騒ぎじゃないか。なんでも国会議員が次から次へと女の問題や失言だってな、どうなってるんだよ日本は」
    「・・・」
     あたしは返す言葉もない。

    「もっと賢いはずじゃないのかい日本の国会議員はさあ」
    「みんな自分たちがエライと勘違いしてるのさ。ろくに日本語もしゃべれないバカが大臣だっていうのだから情けない、おいら恥ずかしいよ」
    「な、そうだよな。それによ、国会議員は辞めなくてもいいんだってな。タイの国会議員と似たようなもんだ」

     あたしはあわてて話をかえる。
    「ところでダム公、セブンで日がな一日なにをしてるんだ。まさか警備じゃないだろ」
    「いやなにね、あんたとちがって俺の毛皮は黒だろ、だから夏場は暑くってさ、たまんないのよ。ここならただで涼めるからね」
    「そうなのか、それはナイス・アイデアだな。じゃまたな」
    「おおい、ちい公あんたも入ってこいよ。もう少し日本の話を聞かせろよ」
     
     ・・・やなこった。今は聞かせるようなすごいジャパンの話などなんにもない。

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    食べたいな淡路島ママのオニオンサラダ



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    グリーンアスパラは自家製、柔らかくて美味しかった。
    黄色いのは納豆、うちの魔女がはじめて混ぜた(笑)

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    食べたいな淡路島ママのオニオンサラダ

     午前11時を過ぎた。
     ああ、お腹がすいた。

     ときおり思い出す淡路島でいただいた朝ごはん。
     そこいらのホテルや旅館など足元にも及ばない朝食だった。なにより心のこもったメニューがいまも心につよくのこっている。

     いつもはパンだというご夫妻があたしどものために用意してくださったのだ。きっと日本人の朝食を魔女にも体験させてやろうという思いもあったにちがいない。

     なかでもあたしにはオニオンサラダの美味しさが驚きだった。
     淡路島は玉ねぎの産地で有名だが、種類もいろいろで、その味にも違いがあるとご主人が教えてくれた。
     水でさらさずとも強い匂いがなく甘い玉ねぎだった。ちょっとした味付けの工夫があるようだったが、それにしても美味しかった。

     どうなのだろうタイの玉ねぎは。
     冷蔵庫に入っているようだからいちど作ってみるかな、と思い、いや待てよ、どうなのだろう生で食っても大丈夫かな、と考え直す。

     どうもいかん、最近は何にも疑心暗鬼になってしまう。
     そもそも野良公なので何が入っていようが少々腐っていようがノープロブレムだったはずなのに、いつの間にかまともな人間もどきになってしまった。

     

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    タイ東北部にニューランドマーク



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    タイ東北部にニューランドマーク

     イサーン(タイ東北部)のメコン川に面した県ナコンパノムに新しいランドマークができたというニュース。
     
     イサーンでもメコン川沿いのエリアはどこも観光客が多いのだがナコンパノムでは更なる観光客誘致にはずみがつけばと期待を寄せている

     ナッカラット・トンネルというネーミングだが山肌に穴というわけではなくメコン川沿いに建設された自転車道。メコン川にかかるタイ・ラオス友好橋から約70キロという長さ。

     経済力の上昇とともに年々高まる健康志向、朝夕のバンコク市内、公園を自転車で走る人々も多い。バンコク市内を西にすこし外れた場所では密林の中に自転車道を作りサイクリングができる場所もある。

     さあどうなるかイサーンの新しいランドマーク。
     こんなことを書きながら今年中になんとかして行けないか、魔女の顔色をうかがっているヒモ付きちい公。
     
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    ささやかれる日本アブナイ説



    拙ブログのビジター様からミルキーにと頂いたウサギ
    偶然にも、別の方から同じキャラクターをプレゼントされた。
    これにミルキーは大興奮。ママがひとつほしがって争奪戦になったが
    二体ともミルキーがとってしまった。

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    ささやかれる日本アブナイ説

    タイのSNS上では、日本アブナイ説がまことしやかにささやかれている。

     昨今の北朝鮮をめぐるニュースが原因なのは明白で、ミサイルを撃ち込まれるのはまず日本だろうという予測をもとに、まるでタイ版海外安全情報のようでもある。

     なかには第二次世界大戦で敗戦国となった大日本帝国を引き合いに出し、貧しさにあえいだ日本が再現されるかもしれないと大真面目に書いているFacebookもある。

     日本へ何度も行っているグループのSNSでは万一戦争になった場合の対処法などが真剣に話されている。
     万一の事態が起きた場合、日本政府はなんらかの警報を出すだろうからテレビなどに注意し身の安全を図らねばならない云々。

     しかしこのグループでは、日本へはしばらく行かないという選択肢はないらしく、あくまでも日本滞在中に緊急事態が起きたらどうするかがメインとなっている。いかにもタイらしいなと思ったり感心したり。

     しかし実際のところどうだろう。
     日本人はここまで切迫感をもって考えているだろうか。平和になれてしまった日本人には、まさか戦争など起きるはずがないだろうと考える人々が大多数かもしれない。
     世界のあちこちで続く戦争はあくまでも遠い国の出来事、テレビ映像でしかないのかもしれない。

     タイではSNSで流されると信じてしまう人が意外に多いのに驚く。
     知人のなかには6月に日本行きを計画しているものもいて、そのころ日本は大丈夫だろうかと真剣に心配している。

     あたしも大真面目に答える。
    「なにかあるとすれば6月までに終わっている。6月にバンコクの空港から出発するとき日本がまだあれば永遠に大丈夫だからどうぞ」
      

      

     

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    北朝鮮 危ないゲームいつまで




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     金日成の時代からつづくマフィア集団は、頭領が代わり少しは世界と共存できる現代集団に生まれ変わってもよいはずだが、恫喝外交の武器が核という最終兵器になり、ますます悪辣ぶりを発揮しているかにみえる。

     米国や中国がいくら締め付けを強めようと核だけは絶対に手放さないだろう。核武装が唯一生存手段だと信じているのだから当然だともいえる。
     この意味においては朝鮮半島の非核化など絵に描いた餅でしかない。

     話し合い、交渉で、などと甘っちょろい言葉を臆面もなく口にしたり書いたりするフェミニスト気どりの連中がまだいるようだが、現北朝鮮集団が核を廃棄すると本気で考えているのだろうか。

     日本では、日々切迫感をあおるような北朝鮮報道が増えているようだ。
     しかし日本はそれほど怯えることはない。あくまでも韓国在留邦人を別にしての話であるが。
     
     もちろん警戒は必要だが、有事になる前あるいは有事になったとたん北朝鮮は内部崩壊を始める可能性もある。
     金正恩をとりまく6人ほどの連中がいつまで体制を維持できるか。裏取引で生命保障が確約され受入国があれば逃げ出す可能性も少なくない。

     危険なゲームは最終局面を迎えようとしている。
     いずれにせよ現体制が変わらぬかぎり国歌としての北朝鮮の未来はない。


     ※ この項 4月21日16時  
     

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    たかくんBARBERに魔女が



    散髪屋 たかくん

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    たかくんBARBERに魔女が

     日本を発つ日の朝。
     魔女は一人で出かけた。

     まず妹サクラに別れの挨拶をするため、サプライズで会いに行ったようだ。

     それから最後の買い物、ローソンのもちロールを数本とスーパーでお菓子など、お土産にするため。

     そして行ったのが、たかくんBARBER。
     日本へ来るたびよくしてもらうのでご挨拶したかったようだ。

    「オハヨウゴザイマス」
     いつものようにヒマな店主たかくんは驚いた。きっとちい公が後ろに隠れていると辺りをキョロキョロ。
    「ワタシダケデスヨ」

    「Im back Bangkok today ネ」
     
     身振り手振りでの会話。
     いつも言うことだが人間ってのはすごい。お互い顔さえ見えていれば意思疎通は難しくない。

     帰ってきて話を聞いて腹を抱えた。

     たかくんにメールすると帰ってきた返事。
    >日本語堪能な魔女さんと英語ペラペラの私ですからすべて理解できました、なんの問題もありませんでしたよ。

     ちょうどそのとき店には80歳を超えたお母さんもいたらしい。いろいろ話しかけてくれたようだ。
     きっと、気をつけてお帰りなさいみたいなことを言ってくれたのだろう。
    「お母さんの話、まったくパーフェクトにわからなかった。でもわたしは、なんでもハイハイと応えてきたわ」
    そして最後は決まり文句で戻ってきたらしい。
    「サヨナラ、またね~」

     みんな魔女の童顔に幻惑されるのか、ほんとにやさしい。

     2017年の春旅でお世話になった皆様にあらためて感謝。


     

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    ちい公はそこまでバカじゃない



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    ちい公はそこまでバカじゃない

    「おおい、ちい公帰ったかい、お帰りぃ」
    「おっヤバい、人喰いチャラケー(ワニの意味)と恐れられたワニ園の腹空かしだ」
     あたしは身構える。
     敵はいざとなれば猛スピードで迫ってくる。

    「どうだったイープンは(日本)、寒かっただろ」
    「今は春だ、サバイサバイだ。ここみたいにクソ暑くないよ」
    「そうかいそうかい。どうだいわたしの背中に乗りなよ、ヒンヤリしてサバイだぜ」

    「ふん、お前の背中に? 冗談はそのブサイクな長い顔だけにしときな。背中に乗ったとたんあたしを食おうって腹だろう。その小さな脳みそで考えられるのはどうせそのくらいのことだろうよ」

    「なに言ってるのさ。わたしはもう人喰いはやめたんだよ、大きな声じゃ言えないが背中のカエル、これがわたしのいまの食料さ、ヒヒヒ」 

    「バカ、バアか、そんな甘い声にだまされるもんか。こちとらは毎日昼も夜も魔女のささやきで訓練してるんだ、お前の魂胆などお見通しだよ」 

     あたしはその場からさっさと逃げた。
     いつも闘うだけが生き残る最良の手段ではない。
     まず逃げることを考える。体を張るのはどうしても逃げられないとわかったときだけ。

     


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