アジアの風をいっぱいに受け 雲のように日々を・・・・
どこまでトランプに服従するのか
ハーレーダビッドソンが生産拠点を海外に置く発表を行った。
アメリカの象徴ともいえる会社がEU諸国の報復関税に音を上げた格好だが、カリカリきたトランプ、アメリカに入ってくるハーレーには高関税がかかるぞ、と脅している。
しかしこんなトランプに、ざまあみろと思っている人々は多い。
以下に書くのは、つきすすむ米国の保護主義とはニュアンスのちがう問題ではあるが、対イラン制裁にしてもトランプ政権の一方的な核合意離脱によって、またも日本は難しい選択を迫られる状況になっている。
今度はイラン原油の輸入停止をせよと日本に迫っている。
何を勝手なことを、とすぐにNOを言えない日本政府も悲しい。
イラン原油は日本のいくつかある重要な生命線のひとつでもあり、また輸出にしても大幅に増えていて、原油輸入停止措置などに踏み切れば余波としてダメージを受ける日本企業は少なくない。
そもそも核問題を言うなら、つい先だってのシンガポールにおける米朝会談はなんだったのか。
なんのことはないただのトランプの国内向けパフォーマンスに過ぎなかったではないか。
核廃棄も口約束したというが、そんなもの誰が信じるのか北朝鮮頭領の生存を認め経済制裁もいずれなし崩しになってゆくだろうことは想像に難くない。
拉致問題を含む我が日本国を取り巻く問題や危機は何も解決のめどさえ立たない。それでも日本政府はトランプを褒め称える。
どこまでおめでたいのだ。
イラン原油輸入停止で困るのは日本、とりわけ日本国民であることを政府は忘れてはならない。
トランプがアメリカのために保護主義をつき進めるのは大統領として当然だとする見方もある。
ならば日本政府よ、守るべきは日本国民である、なにをさておいても日本国民の保護、生存のために何をなすべきか、ごく当然まともな決断に何を躊躇するのか。
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グループD組 アルゼンチンVSナイジェリア
クロアチアの圧倒的な強さが目立つグループD。
4大会連続の決勝トーナメントを目指すアルゼンチンはここまで1分け1敗、ナイジェリア戦に勝てなければグループリーグ敗退が決まってしまう。
対するナイジェリアはここで勝つか引き分けで決勝トーナメントへ進出できる。
多くのアルゼンチンサポーターが必死の声援を送るなか、開始10分過ぎにメッシが決めた。
1・0のまま後半へ。
後半になってナイジェリアは攻勢に転じる。ようやく若いエンジンが動き始めたようだ。前でのプレッシャーが見えるようになった。
アルゼンチン、エリア内での反則がPKとなりナイジェリアここで同点とする。
決勝トーナメント進出には勝利のみ、あとがないアルゼンチン。このままだとナイジェリアが2位で決勝トーナメント進出、アルゼンチン敗退となる。
後半 まもなく30分 アルゼンチン再三のコーナーも決められず。
攻勢に転じたナイジェリアも絶好のシュートチャンスを決められず、ここでアルゼンチンDFがハンド、モニターチェックも故意ではないとPKなしの判定。
35分 アルゼンチン絶好のシュートチャンスを決められず、コーナーもまたもや不発。
あと10分
アルゼンチンファウル、ナイジェリアのフリーキック わずかに右外へ。
あと5分 ドラマが起こる時間帯。
と思う間もなくアルゼンチンセンターバックがゴール前に入っていた、右からのダイレクトクロスを右足できれいに合わせゴール。
過去ワールドカップでアルゼンチンに1勝もできないナイジェリアまたも敗れ、決勝トーナメントへの夢はついえた。
2・1でアルゼンチン、これで4大会連続の決勝リーグ進出を決めた。
おもしろいゲームだった。
ワールドカップへ出てくるチームはどこもすごい。
アルゼンチン、決勝トーナメントでは早くも優勝候補フランスと対戦する。またもや見逃せないゲーム。
28日われらサムライジャパンの勝利を祈る。
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チャオプラヤー川でタイムスリップ
チャオプラヤー川はバンコクの西部を流れている。
西部と書いたがバンコクの中心を流れるという記述も多い。川を渡った西側にもバンコク街区が広がっていることから中心と言ってもよいのだがあたしのイメージからするとバンコク市内中心部よりもかなり西に位置している。
この川が好きで折にふれ訪れては何かを書いている。
大きな橋の上から川を見下ろす。
上流に向かって左手に有名なワット・アルン。アルンは暁の意味で、三島由紀夫の小説『暁の寺』であまりにも有名。
はるか彼方を眺めれば行き交う船のエンジン音や汽笛がしばし夢の世界へと誘う。
この時間が好きだ。
およそ600年ほど前、チャオプラヤー川の上流に花開いた王朝アユタヤ。
様々な国から陶磁器や織物を満載した交易船が王都目指して上っていった。
アユタヤには日本人町も形成され山田長政が王国軍の侍大将として仕えたこともよく知られた史実。
時には自然の猛威の前に力尽きあと少しのところで水中に没してしまった船も多い。
チャオプラヤー川で沈船の遺物を探す仕事が生業として成立していることからも、その時代、船旅がけっして安全、容易でなかったことがわかる。
できるならば日がな一日この川を眺めていたい。
しかし暑い。
南国の太陽で皿が焼けそうになった。気のせいかめまいもする。
ぬかみそにちかいとはいえ脳みそは守らねばならない。
あたしは階段をトントンと二つずつ飛び降りた。

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空っぽの日
なんだろうな、なにもやる気が出ない日。
そうではない、やる気はあるのだがなんにも出てこないのだ。
やらなければならないことはある。中途で放り出している仕事もある。
「ああっ、くそ!」
何もかも中途半端だ。
まるでバンコクの大渋滞のようで、1ミリも進まない。
わかっているのになんにも出てこない。まるで脳みそがぬかみそになってしまったようでなんにも出てこない。
「ぬかみそなら漬物ができる、まだましってもんだ」
いよいよアブナイのか。アルツなんとかの症状ではあるまいな。
こうして考えているということは脳内で様々な信号が飛びかっているはずなのだが、これだという引き出しに届かないのか。
朝から夕方になっても原稿用紙は真っ白いまま。
だめだ。
明日はどっかへ出かけよう。
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尼僧と呼ばれる魔女
日曜日はファミリーデー、と勝手に決めたのはあたくし。
そんなわけで今日は魔女奥さんのトピックでござります。
ご存知の方も多いが自宅のあるコンドから大通りまでは15分くらい歩く。
途中にたくさんの犬や猫を見かける時がある。
魔女はいつも彼らを眺め、可愛いかわいいと言う。ときには生まれたばかりの子猫たちも見かける。
「可愛いと思うのはよいけれど、あまり彼らに感情移入してはダメだよ」
あたしが心配するのは彼らに不幸な出来事がありそれを知った時の妻の悲しみ。
のろけでもなんでもなくうちの魔女、魔女とは名ばかりで実のところとてもやさしい心の持ち主。それだけに繊細で傷つくことも少なくない。
皆様方のブログで悲しい話を知ったときには涙を流す、こんなことは一度や二度ではない。
オフィスでの話。
ダンゴムシがどこからか入ってきて床を歩いていた。
彼女は自分で触ることができず近くの女の子に、
「ねえ、この虫表に出して、お願い」
すると言われた女子は足で踏みつぶしてしまった。
「キャ~なにするの!」
その声にでに女の子が驚く。
「殺したらダメじゃないの! 表に出して!」
先ほどまでキャーキャー騒いでいた同じ人物とは思えない剣幕で怒った
言われたほうは何がなんだかわからず、
「救急車呼んで病院へ連れてゆきます?」
それでみんな大笑いになってその場は収まった。
もちろん妻も本気で怒っているわけではないが小さな命でも目の前で失われることが耐えられないのだという。
「私がパチンとできるのは蚊だけ」
自嘲気味につぶやく。
たしかにゴキブリでもたとえそれが小さなチャバネでも大声で助けを呼ぶ。
部屋にも時々ヤモリが入ってきている。もちろんあたしも彼らは虫を食べてくれるので敵視は決してしない。
ときには台所に小さな糞が落ちている。
ゴキブリを見かけたとき通り道に殺虫剤を巻こうと提案したが拒否された。
「もしチンチョ(ヤモリ)がいたらどうするの、よくないでしょ彼らにも」
そんな彼女をいつもみている同僚たちが新しい呼び名をつくったという。
メーシー・パーンさん【แม่ชี = mae chee】、メーシーとは尼僧の意味だ。
そんな話を聞いたある夜、
「そうか尼さんか、いいねぇ」
言いながらあたしは余計なことを口にしてしまった。
「尼さんなら、夫婦でも夜のあれは禁止だな」
「バカ!!」
叱られたことは言うまでもない。
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大阪北部地震 急がれる復旧
6月18日に発生した大阪北部地震は、震源地である高槻市そして近隣の茨木市を中心としてライフラインの脆弱さをあらためて知らしめることとなった。
脆弱という言葉は適当ではないかもしれない。
毛細血管のように地中を走る電気ガス水道ライン。今回のような激しい揺れに何事もなくすむと考えるほうが誤りだともいえる。
6月21日付大阪ガスプレスリリースによれば、茨木市、高槻市、摂津市、吹田市、4市合わせて111,000戸余りが供給停止、復旧を待っている。
ガスがないということは必然的に電気に頼ることとなり、調理をガスで行っていた家庭にかかる負担は大きく、また湿度が高く暑いこの時期に入浴ができないというのは精神的にも高ストレスの原因ともなるだろう。
最も長く運転見合わせが続いた阪急電鉄京都線、その沿線からの話によれば、高槻市茨木市はもちろんのことかなり離れた十三あたりのスーパーマーケットでも水やインスタント食品などの品切れが2日ほど続いたという。
もちろん交通渋滞による配送の遅延もあるが、不安を感じた人々が一斉に買いだめに走ったとみるほうがよいだろう。
大阪エリアは断層帯上にあるとはいえ長い間大きな地震の直撃を受けていない。もちろん1995年の阪神淡路大震災では大きな揺れを経験してはいるが直撃された地域などに比べれば被害の記憶が乏しい。
したがって心にいつの間にか大阪は安全という意識が芽生えていたことは否定できない。
関東および以北の人々を考えてみれば大小を問わず揺れは毎日のように経験している。ともない、いざというときの備えは心的、物的にも関西在住の人々と比べればしっかりできているといえるだろう。
そんなこともあって、今回の大阪北部地震では慌てふためいた人も多かったのではないだろうか。
しかし日本のどこに居住していようが、突然襲ってくる自然災害に驚かない日本人はいない。
ただ、せめて、危急の際に自分は何をすべきか、今一度ルーティンのおさらいをしておかねばならない。
ついでに書いておくが、タイでは地震は少ない。
かつてタイ北部、チェンマイ辺りで地震があった。そのときには多くの家屋が倒壊した。
建物そのものが弱かった。とくに地方、田舎などで家を建てる際に、コストの問題もあって壁にブロックを使用しているが中に倒壊防止の鉄筋が入っていない家屋も少なくない。これは自分の目で何度も目撃した事実だ。
そもそも、地震などないということが前提になっている。これでは少しの揺れでも壊れてしまうのは当たり前だ。
閑話休題。
大阪北部地域の都市ガス復旧について、大阪ガスでは東京ガスの応援も得て停止各家庭を巡回点検中だ。相手はガスだけに人海戦術に頼るしかない復旧点検。
被災家庭の耐久生活はまだ続く。
皆様の健康を祈りたい。
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人は老いる、されど
またまた妹サクラから連絡。
「あんちゃん、あたいはショックでさ」
「なんだ財布でも落としたか」
「ちがうのよ、あんちゃん、ジュリーって知ってる」
「知ってるよ。沢田研二、タイガースじゃねえか」
あたしたちが子供のころ、小学生だったかグループサウンズ全盛期の頃のスターだ。
「今のジュリーって見たことある?」
「あるわけねえじゃん」
「もうひどいことになってるのよ」
「なにがさ」
「あんちゃんよりひどいジジィなんだ。あたいショックでさ」
(ザ・タイガース1967年2月デビュー 1971年解散。
その後1981年11月に再結成し数年に渡って活動。ボーカル沢田研二はソロで活躍した)
「バカ、なにがあんちゃんよりひどい、だ」
言ってはみたものの気になって写真を探してみた。
たしかに最近の写真では老けてはいるが年相応になっているだけで、そんなに嘆くことでもあるまい。
「あたいたちの年代にはスターだったのに。スターがあんな姿で出てきちゃいけないよ」
妹はそう言って嘆くが、そんなものか。
しかし一世を風靡したスターはつらいものだ。いつまでも追いかけられる。
天地真理さんしかり。いまだに追いかけられ、ネットには老けてしまった最近の写真まで。
あたしも学生時代、とくに高校生の頃はスターだった。
老いさらばえた姿を見せたくないので特に高校の同窓会には出ない。同時に、輝いていたあの時代の美しい彼女たちの今の姿も見たくない。
青春はキラキラと、あなたもそして君も、いつまでも輝いていてほしいのだ、勝手な話ではあるが。
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ちっちゃい扇風機だよ
夕方5時、
「タダイマぁ~」
にぎやかに魔女さんが帰ってくる。朝は早いが帰宅も早い
「今日はネ」
大きな手提げをゴソゴソ。
「今日はネ、ランチタイムにシリキットセンターに行ってきたの。ITフェアをやってるのよ」
箱を取り出した。
「はい、あなたにオミミゲ」
「ミミゲ?」
「忘れたニホンゴ、Souvenirよ」
「おみやげか」
「そうそう、それ」
小さなファンだった。
「USBで使えるから便利でしょ」
あたしは日中にエアコンを使わない。それほど室内の気温が上がらないし体調も考えてのことだ。30℃程度の気温では暑さを感じなくなったのかもしれない。
おもちゃのような扇風機だが、コントロールつまみもあってなかなか優れものにみえる。
・・・ま、こわれるまでは使えるだろう。
「ありがとう、うれしいなあ」
言っておくが、このひと言が大切なのだ。これが愛情に対する思いやりのお返しというもの。男たるものこれを忘れてはならない。
男性とりわけ日本人は、夫婦なんだからいちいち言わなくてもわかるだろうなどとよく言うが、言葉にするとしないでは大きな違いがあるのだ。
それからしばらく毎日小さな扇風機を顔に当てたり、PCが熱いようならそちらに向けたりして重宝してきた。
しかし世の中それほど良いことばかりが続くわけもない。
日本の春先のように鼻がムズムズし鼻水が出始めた。
毎日まいにち顔に風を当てていて鼻かぜをひいてしまったようだ。
久しぶりに思い出した言葉、
過ぎたるは猶及ばざるが如し、これやいかに。
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