2020年、半分が過ぎて
日々のドキュメント 旅 アジア半年が過ぎた。
1月の日本旅は楽しかった。
九州へ行きそれから東へ富士山まで足を延ばした。
しかし何処でも外国人観光客の多さは相変わらずで、すでにCOVID19の脅威が身近に迫っていると感じながらも、マスクだけ忘れなければ、まあなんとかなるだろうと楽観的な思いもあった。
妻と一緒にタイへ戻り、日本の年度末である3月には一度日本へという予定だった。
ところが3月はじめ、予約していた日本行きフライトがキャンセルになった。
日々のニュースにより各国で新型コロナウィルスが猛威をふるいはじめていることは分かっていたが、日本行きのフライトがキャンセルになったのには驚いた。
脅威が現実のものとなったのはこの時だったかもしれない。
あわてて他の日本行きフライトを探した。いざとなれば成田でもと思い、フライトがあるならマニラ経由やマレーシア、シンガポール経由も探すことにした。
妻は、フライトがないのならこのままタイでステイすればと言うが、3月はちょっとした契約の更新などもあり、年に一度のセレモニー的ミーティングなどもあってできるなら日本へ行きたかった。
ともあれなんとか他のフライトが確保できて日本へ戻り、それから3カ月。
事態はそう簡単ではない。
2波が到来したとか騒いでいるが、そもそもの検査が増えてきた結果のことで新たな感染者の発見にもつながっている。
世間を見ているとあまりにも不用意というか不用心な者が多すぎる。風邪の一種だと言ってしまえばそれまでだが、コンディションによっては急激に悪化し死に至らしめることをまさか知らないことはないだろう。人ごみの中をマスクもしないで歩いているのはなぜか。不思議でもある。なかには堂々と風邪の一種だからと笑うやつもいる。
アメリカでは一度ゆるめた警戒を急いで元に戻している州も出てきている。これはなんだろう。あまりの危機意識のなさにあきれてしまう。
差別反対のデモは結構だがそれで感染してはなんにもならない。
トランプ政権が、というより大統領そのものの資質が今更のように問われる事態も頻発している。おりしも選挙の年。トランプが再選される、もしくは民主党に政権が移る。いずれにしても巨象アメリカが虚像になり下がってゆくのをわたしたちは目撃するのかもしれない。
6月が終わる。
新型コロナウィルスの脅威は消えない。
少なくともおそらくワクチンが普及するまで今の警戒は続けなければならない。
日本の扉が開くのはそれからのことになるかもしれない。日本が早期に往来を始めようとする国の中にはタイも含まれているが、日本を見ているとコロナウィルスを抑え込んだとはまったく言えない現状が続いており、逆に相手国に入国を断られる可能性もある。
おたがいの交渉が成立したとしても日本人が相手国へ入るについてはかなり厳しい条件が課せられるかもしれない。
さあ、あと何か月。
すくなくとも初冬までは身動きできないだろう。そうなると今度は寒い危険な季節が到来し感染拡大の可能性が大きくなる。
日々、じりじりとした思いで時間の経過だけをながめている。
ともあれ2020年、半分が過ぎた。
※ 森のカフェでちい公が居候に
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