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    ちい公ドキュメントな日々

    アジアの風をいっぱいに受け 雲のように日々を・・・・

    タイの正月はみじかい 皆様どうぞよいお年を


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     皆様どうぞよいお年を


     タイの正月。
     政府が各企業にオーダーしている新年の休暇が29日(土曜)から1月1日までの4日間と驚くほどみじかいです。
     もちろんこちらアユタヤのインダストリアル・パークにある外資系企業などはちがいます。とくに日本系の会社などはもっとながく休むようです。

     タイの会社でも故郷へ帰るような人は自分の有休を使ってながく休暇を取っています。

     タイには正月的な休みが4月のソンクラーン(水かけ祭り)にもあって、こちらのほうも長期休暇になります。なのでじっさいのニューイヤーにたいする考え方が日本のそれとは違うのでしょう。もうひとつ中国からの旧正月の考え方もあって、タイには都合3回の正月があるというひともいます。そんなこともあって新年だからと特別にながく休まなくてもよいのかもしれません。

     1月2日から官庁などは開いていますが、妻のオーガナイゼーションは特別で30日から2日までが公式的な正月休みです。
     しかし実質的には27日ごろから各部門でパーティがはじまって、それほど仕事はないのです。妻の部門でも27日が全社的なパーティがアユタヤで、そして部門のパーティが28日バンコク、というような具合で29日もいちおう出社しますが11時ごろにはオフィスを出たようです。

     さて今年もあとわずかです。
     日々ご訪問くださる皆様、そして応援プッシュをしてくださるあなたに心より感謝いたします。
     おかげさまで拙ブログもまた1年、延命いたします。
     私が訪問させていただいているブログ様には数えきれない情報をいただき、ありがたくあらためてお礼申し上げます。

     あなたとご家族のご健康と幸せが辰年でも続きますよう
     ちい公心よりお祈り申し上げます。







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    ちい公の仕事 水運び


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     ちい公の仕事 水運び


     タイにいるときちい公の仕事といえば週に一回の水運び。
     水といっても生活用水ではなくて飲料水ですが、これが週に一回運ばれてくるので一階の受付まで取りにゆくというわけです。

     いろいろな飲料水メーカーはありますがバンコク時代から好きなSPRINKLというブランドを取っています。私が滞在中は週に2本、妻一人のときはだいたい週に1本で足りているようです。飲料用とあとは料理用に使うのです。

     このレジデンスにも一階のコインランドリーに飲料水の浄化装置があって安く使えるようにはなっています。タイの街角にもあるようなコイン式の器械で、水道水を多分浄化しているのですが、なんとも信頼できなくて飲むことはできないのです。

     私たちがアユタヤの社宅に第一陣としてやってきて以来同じ会社に配達を依頼しており、住人も増えてきて同じように申し込む家庭も多くなってきたようで、最初は週に一度私たちだけだったのでなんだか申し訳ない気分もあったのですが、いまはよかったなと安堵しています。
     なんせここは入り組んだ陸の孤島みたいなところでした。

     週に一度、水の配達がある日の朝、奥シャンが空ボトルを一階に下ろし、私が水の入ったボトルを部屋まで運ぶのです。
     今までは下の写真のような縦に長いキャリーカートを使っていたのですが、水1本ならまだしも2本になると縦に積んで、これがなかなか重かったのです。

    水



     私が日本で入院手術などをしたので、さすがの鬼魔女もかわいそうに思ったのかよくある手押しの台車を買ってくれました。
     これはなかなかよいです。
     2本積んでも押すだけなのでこれはよいです。
     
     一階受付のパプイさん。
     毎週私が重い水を2本、縦長のキャリーカートに積んでゆくのを、これも毎週おなじように親指を立てて励ましてくれていました。そして今回は水が載った台車を押す私をみながら笑顔でピースサインになりました。

     




    新しい台車

















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    パーティへ


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     タイのパーティ


     年末になるとあちこちでパーティが行われます。
     妻の勤務先でも恒例のパーティが行われるという。
     まず27日にはアユタヤ本部でバンコクからも全従業員参加でのパーティ。
     そして28日には妻のセクションでのパーティがバンコクで。材料の輸入から製品輸出まで行っているサプライデパートメントなので多くの従業員が所属。
     亭主のちい公も今年はタイにいるというので招待されました。

     2023年バイバイと2024年の新年パーティの両方を一度ですませます。新年会は個人で飲み会などをしますが会社的にはありません。なので12月に行うパーティはすべてニューイヤーパーティと呼んでいます。このあたりが日本人としては違和感のあるところですが、楽しいことはなんでもよいのです。

     こんなTシャツも届けられ当日といっても今日28日ですが、これを着てバンコクにいきます。まるで従業員扱いです。たった一人の日本人なので知らない人はまあいないでしょう。
     日本では来たる2024年はたつ年(辰年)ですがタイでも十二支があっておなじように龍の年なのでドラゴンと書かれています。

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     今年の私は年末近くになって手術だ帯状疱疹だと、なんだか病気ばかりでろくなことはなかったような気もします。まあそれでもこうして生き長らえているのでよしとしましょう。でなければばちが当たるというものです。

     パーティでもあまり呑まず、写真でもしっかり撮ってきましょう。
     じつは、このパーティで張り切っているのはうちの奥シャン。
     毎年好きな音楽が出ればダンスをするというのがお決まりで、これまたパーティの名物になっているのだそうです。というのもふだんはどちらかといえば真面目に仕事をこなし同僚や他部門の男性陣からも一目置かれているような存在らしく、そんな彼女がこのパーティだけは弾けるので有名だというのです。

    「わたし、ステージへ出ていって踊ったりするけどいい?」
     あらかじめ私に確認してきました。
    「楽しくてみんなが喜ぶのはいいよ。だけど恥ずかしくて笑われるのはNGだ」
     日本人として人前で恥をかくのは耐えがたいことなのです。
     もちろんそんなことで妻が笑われることはないのですがいちおう言っておいたということです。

     さあ朝の9時から会社のバスでバンコクへ出発です。


     
     













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    親 友


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     親友がやってきた

     
     親友がやってきた。
     休日の午後。
     豚肉料理を持ってきてくれた。

     親友といっても妻の親友。
     いま勤務している政府組織(会社ではなくオーガナイゼーション・government organization、なので組織という文字をあてています)、二人はそのオフィスで出会って、もうかれこれ20年にはなるでしょう。
     もちろん最初はバンコクのオフィスで、そしてアユタヤへと二人はずっとおなじオフィスでやってきたのです。
     私たちの話によく出てくるアムは彼女たちの後輩になります。

     ネンが結婚したとき、そして子供ができたときもずっと親友としてそばについていて、その後、こんどは妻が日本人と結婚するときもずっとそのいきさつを見守っていたのがネンたち親友です。

     余談ですがタイでも結婚届は役所に提出しなければなりません。日本での証明となる戸籍謄本などを英語に翻訳して添付します。
     そのときタイにおける保証人となってくれたひとりがネンなのです。

     亭主もセクションこそ違いますがおなじ組織で働いています。頼りがいのある、なかなか良い男です。バンコク時代から私もつきあいがありますが住まいでなにか技術的なトラブルが起きるとすぐ相談できる男なのです。
     彼はいまアユタヤ工場の主に電気関係の技術者として仕事をしています。

     ニューイヤーにはパーティをするからと誘ってくれています。
     できれば日本の正月とは少し違うタイの新年風景などをお届けできるといいなと考えています。



     




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    なになに 写真?
    やめてよ こんな格好してるのにダメよ

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    はいピース
    な、なんじゃ、その切り替えの早さは

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    これは亭主
    ふたりの娘のパパ

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    そいじゃニューイヤーにね
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    大好物 ラープ・ムウ


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     大好物 ラープ・ムウ



     話があちこち丁稚で飛び回ります。
     12月前半の日本旅の話題はできるだけ魔女ブログとシンクロさせようと思っているのですが、あちらのアップがなかなか進まないので、こちらのトピックも時間軸が一定しません。
     どうかよろしくお付き合いくださいませ。

     まあそんなことで今はタイ・アユタヤに滞在中なのです。
     ひさしぶりに好物のタイ料理が出てきました。

     ラープ・ムウ、豚ミンチのあえものといってよいでしょう。
     豚ミンチに火を通します。これは炒めるのではなく焦がさず少しの水と臭みを消すパウダーをミックスしています。

     火の通ったミンチがさめてからいろいろ混ぜます。
     パクチー・ミント・レッドオニオン・焼き米のパウダー・チリ・ライムジュース(これは手で絞ったもの)などです。

     酸っぱさがきてそれからミントなどの香り、チリの辛さは抑えられています。
     本来はタイ東北部イサーンの料理なので、あちらで食べたものはかなりチリが効いて辛かった思い出があります。

     ラープ・ムウ
     これをご飯にかけて食べます。
     いつもより食がすすみます。
     ちい公はなんでも美味しいのです。

     


    ラープムウ













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    おらにもクリスマス


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     おらにもクリスマス


    「朝からどこゆくの?」
    “ちょっと散歩”
    「さんぽって、こんな寒いのに」

     ここ数日、アユタヤも気温が上がらなく、室内でも25℃から午後になって締め切っていると27℃くらいになる程度。
     半袖短パンではさすがに耐えられず、ソックスを履きウィンドブレーカーを着ている。これでフードを使えばねずみ男の出来上がり。

    「外へ行ってなにするの?」
    タイで一人でなにかしようとするとほんとにうるさい。なにかあったらと心配するのだ。だから一人でアユタヤ市内へも行けない。
    “そこらへんにいるノラ公をつかまえる”
    「えっ!なにいってんの」
    “野良犬を何匹かつかまえてくる”
    「はぁ!?」
    “ノラ公にトナカイになってもらうのだ。このレジデンスでも誰もクリスマスなんてしないから犬のそりでサンタをつくる”
     私は半分本気だった。
     ノラ公でも近くに寄ってくる奴ならそれほど危なくはない。

     もちろんこんな考えは魔女に一蹴され、散歩するならレジデンスの庭をあるきなさい、わたしも一緒にゆくから、と母親みたいに説教された。

     最近のタイではもちろんあちこちにクリスマスのデコレーションはある。けれどもほとんどは「Merry Xmas /Happy New year」がいっしょになっていて新年になってしばらくはこのままのデコレーションがつづく。
     一般の人々はクリスマスはもちろん知ってはいるが、だからといってお祝いしようなどとは思わない。ごく一部の新しもの好きが得意げに騒いだりする程度。普通の人々はクリスマスはクリスチャンのものでわたしたちは仏教徒だという考えがつよい。

     でも私は日本人だから、子供のときからクリスマスはサンタがきて文房具などを置いていってくれた。その記憶があってこの日はやはり特別な日なのだ。

     そんな私をかわいそうに思ったのだろう魔女奥シャンがセブンで売っていたケーキを買ってくれた。
     私のささやかなクリスマス、これでノラ公の犬ぞりはあきらめた。





     
    セブンのケーキ











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    薬がなくなってきて


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     薬がなくなってきて

     病院にいってから一週間が経った。
     指示通りに時間を守って服用している。
     帯状の赤みはちいさくなってきた、けれども痛みは激しくないけれども続いている。右わきから胸にかけて走る鈍痛。これがときには刺すような痛みにかわるときがある。
     ただ我慢だと言い聞かせ、鎮痛剤と抗ウイルス剤をまるで食事のように摂取している。

     日に五回の抗ウイルス薬があと一日分になってきた。
     回復の兆しがあるようでまだまだのような、これではもう一週間分の薬が必要かもしれない。

     こんなに治りが遅いものなのか。
     なんせはじめての経験なのでよくわからない。
     よく調べてみると、この抗ウイルス薬も一週間以上は服用していけないようだ。やはり理由があって期間が定められているのだろう。

     ということは、あとはただただ我慢の子で、治まるのを待つしかないのだろう。

     ああ大五郎、じっと我慢の大五郎。

     ちゃん!! なんとかしてくれ、ちゃん!!

     



    大五郎003














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    深川へ


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     電車の中で

     秩父別から函館本線深川駅までは10分ほど。
     途中にこれまた小さな駅がひとつあるだけ。

     
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     白い大地の中をワンマンカーは走る。
     でもやはり列車とよぶほうがよいのだろう。
     汽車が走っていればまさしくの景色。
     そんな時代に来たかった。

     妻の電話が鳴った。
     役場のアーンちゃんだという。
     タイ語の会話、そして、
    「あなたチケット、札幌行きのチケット落としてるって」
     深川から札幌までの特急券など2枚。たしか上着のどこかに入れていたはずだった。秩父別から深川までは300円、これは別の切符になっていてすぐ出せるように胸ポケットに入れている。
    「しまったなあ。気づかなかった」
     もう秩父別には引き返せないし、こうなれば深川で新たに切符を購入するか。
     あきらめがはやい。どうにもならんことは仕方がない。

    「ちょっと待って」
     タイ語で話していた妻が、
    「さっきのおじさんがフカガワまで来てくれるって」
     なんという幸運。
     待合室で喋っていた男性が持ってきてくれるという。

     電車で10分の距離、車だとどうなのだろう。白い雪原をみれば道路状況もそうよくはないだろう。
     深川駅に着いてほんのしばらく待っただけであの男性の乗ったトラックがやってきた。

     恐縮した。
     あらためて自己紹介をし、そして紙を出して住所や名前、電話番号を書いてもらった。
     特急がくるまで時間がなかった。
     とりあえず礼をいってその場は失礼した。

     今日は雪こそなかったものの冬場の危険な道を急いできてくれた。いくらお礼の言葉をのべても足りないと思った。ありがたかった。

     大阪に戻った翌日。
     心ばかりの品物を送った。
     彼からのお礼の電話を福岡で受けた。
     私は、
    「またお目にかかります」
     いずれまたゆかねばならないと思った。

     

     
     


    函館本線 札幌行き特急ライラック
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     秩父別駅にて


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     秩父別駅にて

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     留萌本線・秩父別駅。
     この朝、JR函館本線深川方面へ向かう列車を待っていた。
     10時過ぎの列車で深川へ、そして特急に乗り換えて札幌に向かう予定だった。


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     おとぎ話に出てくるような小さな駅舎。
     もちろん無人駅。赤々と燃えるストーブだけが人のぬくもりを伝えている。
     小さな座布団のベンチに腰掛けた私は2年後に廃線になるという留萌本線に思いを巡らしていた。
     留萌本線とは名前が残っているだけで深川から留萌までの途中駅石狩沼田で線路は終わり、バス輸送がはじまっている。

     利用者が減少し廃線へ。これは北海道だけの問題ではない。赤字でも廃線論議がでなかった路線でも今後は表面化し該当自治体との協議が行われるだろう。大都市圏交通などの黒字によって補填してきた赤字路線を支えきれなくなってきたという現実もある。

     男性が一人駅に入ってきた。
     ストーブの点検か。
     手にした電話はストーブの石油が少なくなっているので補充してほしいという連絡だった。

     駅の方ですか、と問うた私に彼は、除雪などをJRから委託されているのだと答えた。
     早朝の列車2本には通勤通学での利用者が数人いるのでそのためにとストーブを点けているのだという。
     「だいたい10時くらいでストーブも消すんだけどね」

     70歳は過ぎているだろうが頑強そうな体格の男性。
     秩父別に生まれ育ったという。
    「昔はこんなものじゃなかった」
     私の興味を察したように問わず語りに話しはじめた。
    「だいいち子供の数が違うしょ、まあわたしらが子供の頃は一番多かった時代だからね。留萌からの魚を売って歩くひとも多かったしね」
    「雪は積もってますが穏やかで、もっと厳しい寒さかと」
    「今年はこれからですよ。こんなもんじゃないですよ。本格的に冬になればここは寒いってもんじゃない。私らは列車動かさないと、で雪になると大変ですよ」

     どこからと聞かれ、タイから大阪経由でとこたえた。
    「なら役場のアーンさんの紹介ですか」
    「ええまあそんなとこです」
     しゃべっているところへ役場のアーンちゃん、秩父別でたったひとり観光客誘致に奮闘するタイ女性、が送りにきてくれた。

     定刻。
     1両だけの列車がやってきた。
     二人がホームへ出て私たちを見送ってくれた。
     季節がよければ窓を開けていつまでも手を振りたいと思った。
     短いホームに立つ二人を遠ざかる列車の窓からずっとみていたい、そんな朝だった。

     このとき私はまだ知らなかった。
     あの男性にもう一度会うことになるとは






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    ああ情けない虫のこえ


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     ああ情けない虫のこえ



     あれ松虫が 鳴いている
     ケケケロ ケケケロ ケンケロコン
     あれ ちがうわよ ヤモリだよ
     バカバカ バカバカ バカちいこ
     ああなさけない 虫のこえ

     きりきり きりきり 痛みだす
     くすりを 飲もうと 袋みる
     なんだこりゃ なんだこりゃ 誰の字じゃ
     ああなさけない 我が筆ぞ

                                  (虫のこえより)






    薬


     病院でもらった薬。
     鎮痛薬各種と抗ウイルス薬。
     どれにも日本語訳がついている。
     中国などからのバッタものがやるようなおかしな和訳ではなく日本の病院とおなじような書き方。
     ところが、ああ残念、字が小さい。あたくしの裸眼では虫にしか見えない。
     持ち帰った薬を、さあ始めましょうと袋をみたがどうにもわからない。
     それで赤マジックで、これは食後とか寝る前とか激しい痛みのときはこれ、とか書いておいた。
     抗ウイルス薬は朝の6時から始まり4時間おき夜の10時まで、これくらいは覚えるのでどうってことはない。

     さあそれで、まず夕食後は何を服用すればよいのか。
     袋をガサゴソ取り上げて順番にながめる。
     ああ、それこそ、「なんじゃこりゃ」。書いてある文字が読めない。この赤文字は誰が書いた。

     自分自身の文字が読めない。なんて書いてあるのか、推理が必要な文字だ。

     パソコンにばかり頼っているとこんなことになる。
     もう自筆の長い手紙など書けはしない。
     こうなると遺書どころか辞世の句さえパソコンに頼ることになるだろう。





     ああなさけない ヤモリの声
     バカバカ バカバカ バカちいこう
     冬の夜長を 鳴きとおす



     
     

     




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