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    マイ・ヒストリーなど ④ バンコク魔女との遭遇編

    日々のドキュメント 旅  アジア 
    11 /10 2017


      ยินดีต้อนรับสู่ Blog ของฉัน [ไดอารี่เกี่ยวกับเมืองไทย โดย Mr.Chiikou]
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    バンコク・スワンナプウム空港
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    BKK airort


     
     毎度バカバカしいとお思いでしょうがちい公とバンコク魔女とのなれそめをつづけます。

     事務長女史の友人でもある女性と会い、三人はオフィス街にあるイサーン料理屋に入った。
     
     女性同士は久しぶりの再会だということで話が弾んだ。
     あたしは割り込むすきもないので、ひたすら目の前の料理をむさぼるように食っていた。
     むかしの話なので、食べ物で覚えているのは青いパパイヤのサラダ・ソムタム、それもバンコクスタイルであまり辛くなくて美味しかったことだけ。

     ときおり何か質問されそのときだけ会話に入ったが、あのときどんな話をしたのかよく覚えていない。
     
     聞けば女史と彼女はバンコクでの高校時代の友人だったという。その後、大学は別々になったらしい。

     事務長女史と同級生というからそれほど若くはないはずだ。
     あたしが覚えているあのときの印象は、よく笑いよくしゃべる明るい大阪おばちゃんのすこし若いバージョンということくらいだ。

     食事をすませ会社に戻るという彼女と別れた。
     女史の話によればまだ独身だという。
    「彼女はいろいろ家の事情があってなかなか結婚できないのよ。裕福な家はそれなりに難しいのよねきっと」
     ならあなたはどうなの、と聞きたかったがやめた。あまり女性のプライベートに立ち入るとこちらが興味をもっていると勘違いされるかもしれない。

     このころのあたしはまるきりフリーで結婚する気もなく、どちらかといえば独り者の気楽さに満足していた。どこへ行こうと後ろ髪ひかれる思いもせずにすみ、よけいな責任をしょい込むのはまっぴらと考えていた。

     その夜は事務長女史とホテルに泊まった。もちろん部屋は別々だったが二人ですこし酒を呑み、ふだん語学学校では話さないようなプライベートな会話もあった。

     女史によると昼間食事をした友人は、家庭が複雑で実の祖母ではない方と一緒に住み、おばさん、つまりそのお婆さんの実の娘も独身のまま同居しているという。
     かなりの資産家で、おばさんなどは結婚などしなくてもよいと彼女にもおなじような道を選ばそうとしているらしい。
     その娘、つまりいまのあたしの妻なのだが、彼女は実の孫のようにおばあさんの世話をしており、一家はある会社の大株主で、彼女はそこでなにか責任のある仕事をしているらしかった。

     世の中いろいろ、家庭もいろいろ、そんなことを思いながらの、あのときのあたしにはただの世間話でしかなかった。

     翌日あたしたちは昼前の飛行機でイサーンの町ウドンターニへ戻る予定だった。

     まさかバンコク空港に女史の友人である彼女が来るとは思いもしなかった。
     いま思えばあの日が運命を大きく変えることになった分岐点だった。





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    ちい公

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    空ゆく雲のようにいつも自由でありたい。もとノラのちい公がお届けするごく私的な日常と愛する国そして人々への思い