ยินดีต้อนรับสู่ Blog ของฉัน [ไดอารี่เกี่ยวกับเมืองไทย โดย Mr.Chiikou]
ようこそいらっしゃいませ、ありがとうございます

えー、まいどバカバカしい話で皆様方のご機嫌をお伺いいたします。
皮肉なもんでございます。
1年のうちほんの数えるくらいしか滞在しない日本。できることならあちこちのんびりと散策し懐かしい記憶をたどってみるのも一興かなと思うのですが、そこはあなた、世の中そんなにうまくゆかないのが常、あれやこれやとこなさねばならぬことがあり、そのしわよせがこのブログ記事の貧困さにもみえるのでございます。
それでつい手っ取り早いネタに手を出すというお粗末な話で、えーしばらくおつきあいいただこうと思うのでございます。
枕だけで一本おわりそうに長い。
前回{マイ・ヒストリーなど ④バンコク魔女との遭遇編}の続き。
バンコクからイサーンの町ウドンターニへ戻る私たちはすでに空港にいた。
そんなとき、突然、同行の女史が、
「あのね、Pernがもうすぐ来るから三人で早めのランチしましょう」
「えっ!、彼女がくるの? どうして? ウドンへ行くの?」
あたしはなにも聞かされていない。
ま、時間は充分あるからいいだろう。
「あ、来たきた」
女史の視線をたどると、向こうから赤いスカートの小さな女の子が歩いてくる。
こちらに向かって手を振っているということは、あれがそうなのか。
女の子は顔が判別できるくらいまで近づいてきた。
おーっ、たしかに昨日いっしょに飯を食った大阪おばさんのチョイ若いバージョンの女性のようだ。
しかしあたしは挨拶もそこそこに彼女を凝視していた。
・・・なんじゃこれは。
昨日の地味な雰囲気はなく、今日は、まるで大学生にしかみえない。いったいどういうことなのだ。
そんなことにも驚いたのだが、以上にあたしが彼女をまじまじとおそらくバカ面でみつめていたのには他の理由があった。
この女の子、いや、この女性にはどこかで会っている。昨日はそんなことを露ほども思わなかったが、今日のスタイル、雰囲気には記憶がある。
それは遠い記憶かもしれなかった。がしかしどこかで会っている。
「どうしましたか?」
女史があたしをみてニヤついている。
そして彼女に、
「あなたをみておどろいているのよ彼は」
たしかにそうだが、あたしは混乱したまま二人の後につづいた。
そのあと昼食にどんな店へ入り何を食べたか覚えていない。まるで催眠術をかけられたようにイサーンに戻りつくまでの記憶がとんでいる。
まさかあのとき魔女があたしになにか術を使ったわけではないだろうが、そのことについては今も彼女には何も話していないし尋ねてもいない。
ただひとつ、後に尋ねたこと、あの日空港へ来たのはどうしてか、それと、なぜ前日とうって変わったスタイルでやってきたのか。
それは、あれから何年も経ったいまでも彼女は同じ事を言うのであながち冗談でもないのだとおもうが、あたしの質問に彼女はこう答えた。
「私が空港へ見送りに行ったのは、もういちどあなたに会って確かめたいことがあったから、それと、お洋服の違い、はじめて会った日はお仕事の顔、空港ではプライベートな私をみせたかったから」
なにを確かめようとしたのか。
あたしも驚愕した話を聞くことになるのだが今日はここまで。