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    むしょ帰り? 新聞勧誘員

    日々のドキュメント 旅  アジア 
    11 /15 2017

      ยินดีต้อนรับสู่ Blog ของฉัน [ไดอารี่เกี่ยวกับเมืองไทย โดย Mr.Chiikou]
      ようこそいらっしゃいませ、ありがとうございます

     
     ドアがノックされた。
     立っていたのは中年の男。
     あたしの顔を見るなり、
    「アニキお久しぶりです」
    「おたくは?」
    「○○新聞、とって下さいなアニキ」
     なんだこいつはひとのことをアニキアニキと親しげに。

     あたしはすでに戦闘モード突入。
    「オレはアンタのことなど知らないぜ」
    「なに言うてるんですか前に会ってますやんか」
     そうかそんなこともあったかもしれないがいちいち覚えちゃいない。
    「新聞とるのはよいけど、だいたい自分はここにほとんどいないよ。何カ月も留守になったら集金できない。あたしゃ責任もたないぜ」
    「そしたら一カ月でもいいですからお願いしますよ」

     面倒になってきた。
     一カ月くらいならまだ日本にいるから、新聞をとってもいいか、と思いはじめたとき、
    「アニキ、この前ミナミで歩いてましたな」
    「そうか。声でもかけてくれてお茶でもご馳走してくれればよかったのに」
    「あっ、と思ったんだけど女の人といっしょだったから」
     えっ、誰と一緒だったのだろうあたしは・・・。
    「若い女のひとでしたわ」
    「もしかするとそれは家内だろたぶん」
     以外に女性と二人連れなど思いつかない。ちょうど日本へ来ていたときかもしれない。

     勧誘員はなおもしゃべる。
    「実はねわたしこの前までしばらく入ってましたんや。出てきたもののなかなか仕事がのうて」
     おいおいほんとかよ。
     そんなこと言って同情を引くつもりかとも思ったが、とにかく面倒になって、
    「わかったわかった1カ月だけでよいなら新聞とるよ」
     ぴゃぴゃっとサインしてドアを閉めた。

     なかなかの商売上手だなと思いながら、もしかすると前にも会っていたのかもしれないとも考えた。

     しかし、それから後、何日経っても申し込んだはずの新聞が届くことはなかった。

     遅れて届きだしたなら販売店へ怒鳴りこもうと構えていたが、あれはもう夏前、日本に戻っていたときの話。
     冷蔵庫の扉に新聞申し込みの写しだけが所在無さげにいまもぶら下がっている。

     それにしても、人相のよくない男にアニキ呼ばわりされるあたしはなんなのだろ。




    コメント

    非公開コメント

    よくある話です。私も人相の悪い新聞勧誘員に、しつこく玄関先で勧誘されドアを閉めようとしてもあの野郎、片足ドアに入れやがって、ドア閉められないようにしたから、頭にきて、目の前で、携帯出して110番したらすっ飛んで退散しましたよ。つまり、奴より私の方が上っていう事です。110は話をしたフリしただけです。通話は誰ともしてません。そんなアホな新聞勧誘者のお話でした。

    Re: senri32 様

    どこでも新聞の勧誘はそれくらいやらないと話も聞いてもらえないのかもね。
    こう言っちゃなんだが厳し商売ですね。

    ちい公

    ようこそ! 
    空ゆく雲のようにいつも自由でありたい。もとノラのちい公がお届けするごく私的な日常と愛する国そして人々への思い