ยินดีต้อนรับสู่ Blog ของฉัน [ไดอารี่เกี่ยวกับเมืองไทย โดย Mr.Chiikou]
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‘じょっぱり’とは津軽弁で頑固者という意味だそうな。
どこかで聞き覚えのある方も多いだろう。むかしは同じタイトルでテレビドラマもあったらしい。
大阪天満宮正門前に同じ名前の店がある。
口数の少ない店主と愛想のよいおかみが立っている。
青森地方の酒と津軽料理の居酒屋だが、津軽だけにこだわっているわけでもなく豊富なメニューがある。
近隣の勤め人だけでなく天神橋筋商店街からも近く、噂を聞いてやってくる客も多いようだ。
知人と会うために出かけたのだが、以前、妻が日本に来ているときにもここで呑んだらしい。あたしはなぜかそのあたりの記憶が定かではなく言われてはじめて思い出した。
人には歴史がある。
その夜は客が多く店主と話すことはなかったが、カウンターの向こうで忙しく立ち回る二人を見ていて、津軽からどうして大阪で店を持つことになったのだろうかとふと思った。
どうしてもむかしからのイメージ、出稼ぎというイメージがついてまわる。
しかしそれなら東京のはずだが、店主が大阪に住みつくことになったのは、もしかするとおかみとの出会いが関係あるのかもしれない。
人様のプライベート、詮索するわけではないが、もしかすると二人には激しい恋物語があるのかもしれない、そんなことを想った。
津軽という地名はなぜか人を惹きつける。歌謡曲のせいだけではないだろうが、本州最北端、雪、強風と荒波、それらが人をして郷愁の思いをかきたてるのだろうか。
気の合う人々と呑む酒はよい。
酔いはしないが心があったまった夜。