ยินดีต้อนรับสู่ Blog ของฉัน [ไดอารี่เกี่ยวกับเมืองไทย โดย Mr.Chiikou]
ようこそいらっしゃいませ、ありがとうございます
独り暮らしが長かった、というより一人でウロウロする時代が長すぎた。
ために配偶者が出来、食が安定した生活を何年も経験するともういけない。自分でじぶんのために作る料理がめんどうでならない。
まだ、食ってくれる者がいれば苦にはならないが、一人分だけ自分用に作る食事はどれほど気合を入れても美味いとは思えない。
健康に気をつけなさいと毎日の定時通信で言われる。
「今日なに食べた?」
いつものように聞かれ、こちらはサラダや魚などブツブツ言われないようなメニューを答える。
「はいよくできました。あなたは料理ができるから心配ないわね」
よしよし、と頭をナデナデされた忠犬は複雑なキモチ。
面倒なので一日一食それも出来合いや温めるだけのインスタントばかりだとは言えない。
これじゃ体にいいわけないよ。
わかっちゃいるけどやめられない。
出かけて戻る途中、ふと気分が変わるときがある。スーパーへ行ってちゃんとしたものを作って食べよう、そんなことが苦にならない日がある。
勢いのままスーパーで食べたいものを手当たり次第に放り込んで帰ってきた。
「これはすぐ食べるから冷蔵、これは冷凍するか」
アブナイおじさんのようにモゴモゴと呟きながら冷蔵庫へ移す。
しかし勢いはそこまで。
こたつへ座るともういけない。
・・・ええい、明日にしよう。
ビール片手にスライスハムをくわえる。野良犬だった頃となんにも変わっちゃいない。
明日こそ、肉じゃが、そして夜は一人スキヤキとまいりましょう。
ハイソな忠犬のごとくまるまる肥えてバンコクへ戻りましょう。