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    めぐりあって① チャオプラヤー川

    日々のドキュメント 旅  アジア 
    12 /09 2017


      ยินดีต้อนรับสู่ Blog ของฉัน [ไดอารี่เกี่ยวกับเมืองไทย โดย Mr.Chiikou]
      ようこそいらっしゃいませ、ありがとうございます


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     前世の記憶についてはさまざまな研究がされており文献も少なくない。また、あらゆる角度からの検証によっても否定できない事例も数千はあると報告もされている。

     ことの真偽・事実関係はともかく、あたしの話をはじめよう。
     
     彼女は唐突に言った。
    「私があなたとはじめて会った次の日、イサーンへ帰るあなたたちを送って空港へ行ったわね。なぜだかわかる?」
     バンコクの西を流れるチャオプラヤー川にかかる橋の上だった。
     この川は北へとつづいている。古くは日本からの交易船も王朝があったアユタヤ目指して上っていた。
     
     あたしはこの場所が好きで過去にも何度か訪れていた。
     大橋の上から川面を眺めていると知らぬ間に過去の時代へタイムスリップしたような気分になる。
     その時代、川の両岸には葦が生い茂り、船にはもちろんエンジンなどなく、船上の人々の掛け声だけがあたりに響き渡っていたことだろう。
     満々と水をたたえゆったりと流れるチャオプラヤーは今とおなじであったはずだ。

     無言で行き交う船をながめるあたしに彼女が、
    「それはね、あなたにもう一度会いたいと思ったから、その時はなぜだかよくわからなかったのだけど、心のどこかからそんな気持ちがわきあがってきたの。会って確かめたいことがあったからかもしれない」
     そのあと彼女が口にした言葉に思わず問い返した。
    「えっ、なに、もういちど」
     彼女の英語がよく聞き取れなかったこともあった。
    「あなたに会って確かめたかったのだと、今おもえばね。そしてわかった、やっぱり私の記憶に間違いはなかった、あなたとは前に会っている。どう? あなたは覚えていない?」 

     そう言われれば、あの日バンコクで紹介されはじめて会ったとき、なぜか以前にどこかで会ったことがあるような意識が一瞬だけ脳裏をよぎった。
     しかしこういうことはよくある話で、世の中に似た人は少なくないからさほど気にもとめなかった。

    「前に会ってる? どこで? バンコクそれともイサーン? まさか日本じゃないよね」
     焦りにも似た気分で訊き返した。
    「そうじゃないのよ。あなたに会ったのはね・・」
     彼女はあたしの目を覗きこむようにして、
    「前の世界、今じゃない、前の世界で会っていたのよ私たち」

     Before World と彼女は繰り返した。




    コメント

    非公開コメント

    出勤前だけど、コメントしたくなりました。
    ああ、忙し…。

    前世で会ってたかも、よ。
    だってタイ人も日本人も、もとは中国揚子江の右岸と左岸に住んでいた人たちだもん。ジャポニカ米とインディカ米の違いだけ。だから共通の風習が多いじゃないですか。

    前世のちい公さんと魔女さまは揚子江を挟んだ織姫と彦星だったりして。
    朝から浪漫だなあー。

    Re: 雨宮清子(ちから姫) 様

    雨宮清子(ちから姫) 様 おはようございます。
    朝の忙しい時間にコメントをいただき感謝しております。

    実は、またまた驚愕の事実がありまして
    貴ブログにコメントさせていただきます。
    本欄ではとりあえずお礼まで。

    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

    Re: 鍵コメ様

    ありがとうございます。
    感謝感激でございます、

    しかしどうしようかな・・・
    ない頭をこねくり回しております。

    ちい公

    ようこそ! 
    空ゆく雲のようにいつも自由でありたい。もとノラのちい公がお届けするごく私的な日常と愛する国そして人々への思い