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    怒り泣く魔女

    日々のドキュメント 旅  アジア 
    03 /21 2018


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     モニターの中で目を真っ赤にしたおくちゃま。
    「どうしたんだ?」

     ちょうど日曜の夜だった。
     その日は朝から自分たちが住んでいるコンドのタワーで住民集会が管理会社主導で開催された。
     うちの奥ちゃまもいろいろ言いたいこともあるといって参加した。
     そこで何かがあったのかと思ったがそうではないらしい。

    「ホウキに乗ろうとして落ちたのか?」
    「遠くへ出かけないから今日は乗ってない」

     よくよく話を聞いてみると、テレビで日本のドキュメンタリーを放送していたのを今まで観ていたのだという。
     内容はペットの問題。野良犬を捕らえて施設に連れてゆく話。
     様々な事情で飼い犬を手放す人々。
    「信じられない」
     一人の若い女性が自分の犬を回収車に連れてきた。
     理由を聞くと、お金がないから飼えないという。
     施設に連れてゆかれた犬が、誰も引き取り手がいないとどうなるか知ってのことだ。
      
    「なんなのあれは、ほんとに無責任」
     魔女おくちゃまは怒っている。
    「人間の命も動物の命もおなじでしょ、とくにペットにしたのならそれは家族とおなじでしょ、それを捨てるなんて信じられない。あの犬は、可愛い顔をしていたあの犬は、何もわからずただ鳴いていたわ」

     かなりショックだったらしい。
     日本人はやさしい人ばかりだと思っていた。
    「どこの国でもおなじだ。優しい人もいればそうでない人も少なくない」
     あたしはただ慰めるしかない。
    「でもね、あなたのブログに来てくれているペットのオーナーたちを思い出してごらん。多くのブログオーナーは、家がなく飼い主のいない彼らを引き取って家族にしているんだよ。そんな日本人もけっして少なくないんだ」
    「・・・うん。○○さんブログもそうね。あの子だって元はホームレスだったのね」

     そんな話をしばらく続けた。

     そこであたしが思い出したのは日本の昔話。
     直接に関係はなかったのだが気分を変えてあげようと考えたのだろうちい公としては。
     なぜかわからないが、最初のお話は桃太郎だった。
    「むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました・・・」
     これを英語で話す。もちろん小学生程度の英語だ。
     
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     さっきまで泣いていたおくちゃまの表情が変わってきた。子供の顔になる。

     あたしはここぞとばかり次の話。
     ちょうど桜の季節になるので「はなさかじいさん」
     そして最後はカメを助けたけれどお爺さんになってしまった「浦島太郎」

     なんだか幼稚園の先生になったような夜のお話。
      
      

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    コメント

    非公開コメント

    幸せな魔女さん

    こんにちは。

    とても仲の良いご夫婦ですね。
    優しい旦那様と言った方が適切ですかね。(笑顔)

    日本では、廃棄食物とペットの飼育放棄が大きな問題です。
    ペットに関しては、イギリスの様に店頭販売は禁止して、
    ペットを飼いたい家族全員が面接を受けて、
    専門機関が飼育を認めると言った制度にしないと、無くならないでしょうね。

    僕のブログにコメントを頂き、ありがとうございました。
    リンク戴きました。

    Re: kotobuki 様

    kotobuki 様 コメント かえって気を遣わせてしまったようですね
    以前から足の状態が気になっいて妻ともよく話していたんですよ、
    彼女が心配して先にコメントを書いたものでこちらが遅くなりました。
    本当に大変でしょうが一日も早い回復を祈っています。

    > 日本では、廃棄食物とペットの飼育放棄が大きな問題です。
    > ペットに関しては、イギリスの様に店頭販売は禁止して、
    > ペットを飼いたい家族全員が面接を受けて、
    > 専門機関が飼育を認めると言った制度にしないと、無くならないでしょうね。

    イギリスではそのようなシステムが出来ているのですか恥ずかしながら知りませんでした。
    無責任あるいは冷酷な人間には腹が立つというよりも情けなくなります。
    動物たちのことを考えると胸が痛みます。

    ではまたです、ありがとうございます。

    犬猫の殺処分にかかる経費は、1匹あたり78円だそうです。
    簡単に「命」が処分されてしまう今の日本の現実。

    そもそも、飼っていた動物を捨てるという発想がもう駄目ですよね。
    飼えないのなら、ペットを手に入れようと思わないで欲しいです。
    そういう人は、猫カフェなんかで満足してればいいんです。

    日本もペットを飼える家かどうか、年収のチェックや持ち家かどうかとか
    厳しくしたらいいのに。

    Re: 雨スピ 様

    雨スピ 様こんにちは お元気ですか

    ペットのお話
    まったく同感です。

    命というものをもっと考えるべきで
    おっしゃるような制度が日本にもできればと
    願ってやみません。

    ちい公

    ようこそ! 
    空ゆく雲のようにいつも自由でありたい。もとノラのちい公がお届けするごく私的な日常と愛する国そして人々への思い