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    飛行機の中で

    日々のドキュメント 旅  アジア 
    04 /01 2018

    scoot (1)


      

     午後6時5分、定刻に飛行機は動き出した。
     あたしの席は真ん中3席の通路側だった。隣の2人席が空いていた。
    「隣のシート、大丈夫?」
    「はい、今日は空いてますからどうぞ」
    「おお! ありがとう」
     予想外の流ちょうな日本語に驚いた。
    「夕日が見たいなとおもって」
     しかしそんなことよりも、
    「まさかここで日本語が聞けると思わなかった。ときおり日本人スタッフも乗っているけどなかなか前まで来ないよ」
    「あはは、そうですね確かに。今日は私がお世話させていただきますから」
     あたしはすっかりうれしくなった。単純なものだ。

     この会社はシンガポールだからスタッフはほとんどがシンガポールの人たちだろう。彼らの容赦ないような早口の英語はしっかり聞き耳を立てていないと理解できないことがあるのだ。

     日本からバンコクまで約5時間40分。
     すでに3時間が過ぎたからもう台湾あたりかもしれない。

     トイレの帰り、ギャレーで男性スタッフや先ほどの日本人アテンダントがヒマそうにしていた。
     思い出して尋ねた。
     来月出張する妻のためにすこし現地シンガポールの知識がほしかった。
     知っておきたかったのは、現地で可能なら観ておいた方がよい場所そして必ず食べてみるべきフードなど。
     二人は親切に説明してくれたが、すこし機体が揺れ始めたので礼を言ってあたしは席に戻った。

     それからしばらくして先ほどの二人が揃って席にやってきた。
     細かい書き込みがされたシンガポールのガイドブックと文字がぎっしりのメモがついていた。
     あれから日本人とシンガポール人、二人で話して気がついたことを書いてくれたようだ。

     あたしは感謝してそれらを受け取った。
     特別に頼んだわけでもないのにこのようなちょっとした心遣いがうれしかった。

     LCCだと言うなかれ、SCOOTのスタッフはなかなかよい。


     
     
      

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    ちい公

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