先日友人宅に泊まった翌朝バンコク市内まで戻り
マーケットで朝食にした。
お粥(カウトム)の店が休みだったのでトム・ルァ・ムーにした。
意味はブタの血を固めたものと豚肉入りスープ。
あたしは食べられないので血はなしにした。
あっさりスープにカリカリ豚とボイル豚が入っている。
味付けはテーブルの調味料など自由に、ナンプラー・砂糖・酢・チリ・コショウなど好きなように味付けするが
あたしはチリだけで十分美味しかった。ご飯つきで40バーツ(125円ほど)
トム・ルァ・ムー・店によって様々だが血を固めて豆腐状にしたものがメイン
タイ人の多くはこれが大好き。
あたしと奥ちゃまは食べられない
タイの家にはキッチンがないので屋台が繁盛するなどともっともらしく書いているエセガイドサイトがあった。
しかし実際には、どの家にもキッチンはあって、どれだけそこで料理をするかの話で、大家族であれば家で料理をするのは基本だろう。
ただ核家族化しているのはタイも同じで、共働きそして子育て世代なら外で出来合いを買ってきたほうが時間や費用だけを考えても合理的だといえる。
しかし昨今いずこも同じく健康ブーム、とりわけ食の安全に人々は敏感になってきた。安ければよいという風潮は衰退しつつあるかにみえ、メディアでヘルシー&セイフティーの文字をみかけることが多くなってきた。
したがって従来の屋台にたいしても、客、とりわけタイ人の選択眼は厳しくなりつつあるともいえる。
我が家でも同じことで自宅で料理することが多い。より安全な食そして健康を考えてのこと。
とはいえ材料の安全性に関しては不明なことが多い。野菜などはスーパーよりも安い市場で買うことが多く、農家からダイレクトだがその生産方法まで関心がもたれていないのが現状だろう。
消費者としては水洗いをよくするくらいしか自衛策はない。
ここまで書いてきたが、仙人でもないかぎり何か食べないと生きてゆけないわけで、あまり日々の食に神経質になるのもどうかと思う。
油分を控えるとか様々な食品をバランスよく摂取するなど心がけていれば、まあなんとか生きてゆけるのではないかとも考えたりしている今日のちい公であります。