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    つぎの棲家も終の棲家にあらず

    日々のドキュメント 旅  アジア 
    07 /15 2018


    つぎの棲家も終の棲家にあらず



    To Ayutaya_LI


     
     タイでの引っ越しが決まってしまった。
     もともとバンコクは騒々しい街であまり好きでもなく、この街を出るについて異存はなかった。
     
     思い返してみればバンコクだけで四回住まいを変えたことになる。
     俗に引っ越し貧乏というけれど、妻は魔女を生業としているので先を見通す能力があるらしい。引っ越すたびに様々な条件がよくなってゆき、金銭的にもけっしてロスはしていないようだ。

     今度行く先をGoogleEarthで調べてみた。
     バンコクから北のアユタヤ県。世界遺産で有名な場所。

     ではあるが、最初の住まいに予定されている場所はアユタヤ県内でも町からは離れた場所。早くいえば田舎。
     田舎ならそれはそれでよいのだが。周りはスーパーもコンビニもない草地。

     彼女が心配するのはあたしのおやつをどうするか。
    「ここならすぐ目の前にセブンがあるし、なにも心配ないのだけど」
    「休みの日にスーパーへ行けばいいよ」
    「歩いてゆくの?」
     いちばん近いテスコロータスでも数キロはあるという。
    「また車でも買うか、バイクでもいいし」

     車は以前持っていたのを手放した。バンコクではもう運転したくないというのが理由だった。それまでは祖母の問題があり病院などへの送迎にも必要で、彼女はしかたなく運転していた。

    「車ねぇ・・・」
     二の足を踏んでいる。

     その理由はすぐわかった。
     当面は家賃の要らない社宅レジデンスに住み、近いうちにもう少し便利な場所でコンドミニアムを買いたいらしい。
    「お客さんが来ても大丈夫なようにベッドルームはいくつかほしいし」

     もともと一軒家を考えていたがアユタヤ界隈は相変わらず水害が起きていて維持、修繕費などを考え、セキュリティの問題も合わせ、これは話し合ってやめることにした。
     警備常駐のコンドミニアムならこれらの問題は心配しなくてすむ。
     
     ちい公はもうノラ公に戻る心配はないが、これからは相も変わらず夫婦でジプシーのような生活が待っているのかもしれない。

     ほ~ほ~ホタルこい~こっちの水はあまいぞ~

     草原を駆けまわる老犬、いや、ハンサムな忠犬の模様をお届けできる日はそう遠くない。



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    ちい公

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    空ゆく雲のようにいつも自由でありたい。もとノラのちい公がお届けするごく私的な日常と愛する国そして人々への思い