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    バンコクへ戻った日 ②

    日々のドキュメント 旅  アジア 
    09 /07 2018

     
     台風に次いで地震と暗い話題ばかりが続いています。
     ちい公ブログはここらあたりで気分を変えて、先日バンコクへ戻った頃から話を巻き戻してみましょう。

     夜10時過ぎ、ギャアギャア騒いでいるうちにタクシーはコンドミニアムに到着。運転手のミスターパポップは五十代半ばのいつも気分の良い男。彼の車に乗ると他のタクシーはどんなよいドライバーでも見劣りするように思ってしまう。

    「空港からここへ送るのはこれが最後かもしれませんね」
     とパポップさん。
    「そうだね。次にタイへ戻ったときはアユタヤになるね。なんだよ、距離がかなり遠くなってうれしそうだね」
    「いえいえそんなことは」

     すると何やらスマホで計算していた魔女が、
    「次からはタクシー代いまの3倍以上になるわ」
    「えらいこっちゃなそれは。バスか列車でアユタヤまで帰れないかな」
     今の場所だとチップを入れて千円以内ですむが、次からは3倍以上となればタイの物価からすればタクシー代としてはかなり高くつく。

    「飛行機の時間によるわね。もっと早い時間にバンコクへ戻るフライトにすればバスを探せるかも」
     聞いていたパポップさん、
    「できるだけサービスしますからまた忘れないで呼んでくださいね」
    「いやいや、もうこれでお別れかもな。いろいろありがとうミスターパポップ」
     そんな気はさらさらないのだがいちおうジョークで。

     コンドミニアムは各タワーそれぞれ一階ホールに入るのは指紋認証。
     そこからエレベーターで部屋へ。

     あちこちに段ボール箱が置かれている。一人で引っ越しの準備。

    「ジローちゃんただいま」
    「はいパパ、おかえりぃ」
     これは魔女が応える。ジローちゃんは人形なのでさすがに魔術でも声は出せない。
    「ジローちゃんクリーニングされてなんだかおじいさんになったみたいだ」
    「でもいい匂いするよパパ」
     腹話術の川上のぼるさんを思い出したが、こんなジョーク通じるはずもない。 


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    ちい公

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    空ゆく雲のようにいつも自由でありたい。もとノラのちい公がお届けするごく私的な日常と愛する国そして人々への思い