前日から涼しくて気持ちがよいと言っていたが、タイも確実に涼しい季節になったようだ。
もちろん北部山岳と南部地域では大きく違うが、バンコク、アユタヤ近辺では太陽の下だと昼間は30℃を超えても朝晩は27℃以下になる。
こうなると年がら年中半袖の夏服で過ごしている身にはやはり寒く感じる。
今住んでいるアユタヤのレジデンス辺りでは毎日風も強いようで、毎朝このようなメッセージが届く。


このところ妻は会社へ着くとウォーキングを続けているらしい。
広大な敷地にオフィス、倉庫、工場があって彼女はその周りを二周歩く。1時間ほどかかるというから距離にすれば4~5キロになるかもしれない。



アユタヤのレジデンスにもエクササイズルームがあって最近ウオーキングなどのマシンが設置されたようだが、早朝の風を受けて歩いたほうが快適だろう。
要所に点在するセキュリティエリア、警備員たちは当初は怪訝な顔で毎朝歩く美女を眺めていたようだが、最近は顔なじみになって挨拶をしてくるようになったという。
「制服も着ないわたしを本社からやってきたスパイと思っていたのかもね」
魔女は笑うが、じっさいのところはボスからのオーダーでなんらかの使命を果たしているような気がしてならない。もちろん彼女はなにも言わないし亭主もそんなことに口出しはしないし興味もない。
このような快適な気候が続けばよいのにと思っていると、ウエザーニュースでは今週いっぱいでまた気温が上がるとか。
ああだこうだと言ってるうちに12月がきてそして正月だ。
寒くない正月はこれで何度目になるのだろう。
あ、そうだ、思い出した、雑煮だ。忘れずに材料を買ってゆこう。といってもほとんどは現地調達できるから餅くらいか、リストに入れておきましょう。