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    活動弁士になるの巻

    日々のドキュメント 旅  アジア 
    01 /03 2019

    活動弁士(かつどうべんし)は、活動写真すなわち無声映画(サイレント映画)を上映中に、その内容を語りで表現して解説する専門の職業的解説者。活動写真を弁ずるというところから活動写真弁士(かつどうしゃしんべんし)と呼ばれる。略して活弁(かつべん)とも言うが、俗称である
    (出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

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    『おばちゃん今度の日曜忘れないでね動物園だよ』
    『忘れないわよ』
    『わあい、うれしいな動物園だ、象さんが見れる』
    『おばちゃんも楽しみだわ』
    『常子さんお忙しいのにすみません、この子たちが無理ばかりお願いして』
    『いいんです。私も楽しみなんですから』

     本来の活動弁士とは、音のない映画の動きに合わせて台詞をしゃべり、その内容経過なども観客に分かりやすく伝えた。

     あたくしちい公も子供時代には活動を見に行き弁士の鮮やかな台詞回しに憧れたものだ、などというの大ウソ。
     あたくしの子供時代にはもう無声映画などはなかった。総天然色シネマスコープだった、といえばかなり古いが、弁士がスクリーンの横で声を張り上げるなどというのはそれこそ映画でしか見たことがない。

     どうしてこんなことをくどくどと書いているかといえば、ちい公も活動弁士になったからである。

     しかし活動弁士には台本がある。けれども今回あたくしが行ったのはまるきり台本がなかった。
     ただ画面から流れてくる日本語台詞を英語にしたということなので、むしろ同時通訳といってもよいかもしれない。

    toto01.jpg


     朝ドラ「とと姉ちゃん」
     確保しているMP4ファイル、全156話中、どうしてなのか後半になって英語のスーパーがなくなった。
     ヒロインが女性のための雑誌を創刊し、あなたの暮らし出版の社長として成功してゆく物語だが、これにうちの魔女さんがハマった。
     泣いて笑って毎日数話を鑑賞するのが日課になっていた。

     ところがある回からスーパーがなくなり日本語だけになってしまった。
     ある程度の会話は分かるがドラマのテンポに合わせ理解しながら追いかけるのはまだ難しい。

     そんなところへ都合よくフラフラと戻ってきたちい公旦那。
    「あなた同時通訳してね」
    「えーっ!」
     しかしイヤとは言わないのがよくできた亭主。

     そんなことで残りの80回分ほどを同時通訳する羽目になった。

     これも慣れてくると訳さないでも理解できる語彙なども分かってきて要領がよくなる。
     ただドラマが佳境になってくると弁士も見入ってしまい通訳を忘れる。
    「あなた、忘れてるわよ」
     隣からつつかれあわてて英語を喋るとい具合。

     時には、
    『愛してるわ、キスしたい』
     などと台詞を勝手に予定して喋る有能弁士。
    「そんなこと言ってないでしょ。キスなんて喋ってないのに」
     と魔女に突っ込まれるいい加減な弁士。

     最終回156話までこの正月休みに完了した。
     おかげで頭の体操になったような気がする。
     プロの同時通訳者でもないからところどころ語彙選択が単純になったりしたが画面の喋りを瞬時に英語に直すのはかなり脳のトレーニングになった。
     長台詞に追い付かず一時停止で説明するということも何度か。

     しかしそれでも隣で画面を観ている魔女が幾度となく涙を流したり笑ったりしていたのでこれはなかなか優れた弁士だったのではないかと思う。

     今回の教訓。
     日本のドラマを選択するときは全部英語スーパーがついているか必ず確認すること。
     これしかない。
     あっしも単純に面白いドラマを楽しみたいのでござる。




    コメント

    非公開コメント

    外国からのお客様相手に、わたしも同じようなことをしたことがあります・・・・・・・・v-411

    Re: ピオの父ちゃん 様

    おはようございます。
    15分番組80話ほど
    ちと大変でしたが英語の勉強にもなりました(笑)

    ちい公

    ようこそ! 
    空ゆく雲のようにいつも自由でありたい。もとノラのちい公がお届けするごく私的な日常と愛する国そして人々への思い