FC2ブログ
    にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自由人へ

    菓子パンの値段

    日々のドキュメント 旅  アジア 
    01 /18 2019

     ものの価値をすべて金銭に置き換えて考えるのもどうかと思うが、現代社会で生きている都合上どうしても価値=価格という図式が脳裏にうかぶことを否定できない。

     ものの値段を考えるとき、タイにかぎらずどこの国にいてもベースに日本円が基準として存在していた。
     いやかつてはそうだったと言ったほうが正しい。

     おかしなことにいつからかタイバーツが基準貨幣になっていることに気づくことがしばしばあった。
     日本滞在時には物の価格を見てタイバーツなら、と換算している自分がいる。
     
     これから書く菓子パンの話だが、分かっていただくためにいちおう日本円に換算してはいるが、じっさいタイで生活していて日常的にものの値段を日本円で計算することは近年あまりなくなった。

     冷蔵庫を開ければいつも菓子パンやケーキの類が常備されている。水と同じ必需品でもある。

     これは妻に感謝していることのひとつ。
     日常的に酒を呑む習性がない元ノラ亭主のために甘いものは欠かさないようにしてくれている。

     もちろんこちらも子供ではないのだから糖分の過剰摂取には注意を払っている。
     それでも日に一度だけというわけにもゆかず何度かのティーブレイクには何か食べてしまう。

     夕方、戻った妻が買い物袋からいろいろ取り出し冷蔵庫にかたづける。
    「あ、そうそう、これはもしまずかったら捨ててね」
     プラスチックのパッケージに二個入りのカップケーキの大型版。
     捨てるだと、妻の口からそんな言葉が出ることが信じられない。

    「どうしたんだ? 市場のゴミ箱からピックアップしてきたのか?」
    「なに言ってるの。マーケットで買ったのよ」

     勘のよいあたしにはすぐにピンときた。
    「ははあ、安かったんだな」
    「へへへビンゴ!」
    「いくらかな?」
    「当ててみなさい」
    「アンパンが一個25バーツだから」
     最近の円安で目下のところ簡易計算では3.5を乗じた程度だから約88円。
     アンパンなどは日本のコンビニなどと大差ない。こちらの方があんこがたくさん入って美味しいかもしれない。

     このケーキ二個であんパンくらいの値段か、いやそれならしっかりものの奥ちゃまが、不味ければ捨てろとは言わないか。
    「一個10バーツとして20バーツか」
    「へへへ、ダメ」

     二個入りで15バーツだったという。
     結構な大きさで一個当たり25円とはいくらなんでも安すぎはしないか。

    「店のオヤジはパン屋のゴミ置き場あたりをウロウロしていないか」
     店主が聞いたら怒るだろう。
     安いものには裏がある。これは何処でもおなじだ。

     しかし話によると、市場に並ぶ露店だが、いろいろな菓子類とくに田舎の雰囲気のある手作り商品を販売しているらしい。
     
     翌朝。
     期限もシールも何もないパッケージを開けて食べてみた。
     見た目通りカップケーキをソフトにした味。とくにヘンな感じはない。
    「君が帰ってきたときにあたしが倒れていたらこのケーキのせいだ」
     そんなことを言いながら古くなってはアブナイ、いやすでに期限などとうに切れているのかもしれないが、二個とも平らげてしまった。
     
     そのときに思いついて写真を撮った。いつものことながら口をつけた後に写真を思い出すという間抜けぶり。

    一個食べたあと
    こんなのが二個で50円ほどというのは・・・

    DSC_0016_2019011713035667e.jpg

    いつもはこんなケーキ
    勝手にパンダと呼んでいるロールケーキ
    これで75バーツ、約260円

    DSC_0001_20190117130354ebf.jpg



     もうお昼近くになったがどうやらあの菓子は大丈夫だったようだ。何を食っても当たらないようになってしまったのかもしれない。

     それでも次からは自分が食べる前に棲みついているヤモリたちに毒見させよう。




    コメント

    非公開コメント

    北部山岳地帯のあまり清潔ではない駄菓子屋でめちゃ安い駄菓子をたくさん買ってむさぼり食べ、そのあとトイレの中で大変に後悔したことがあります。v-303v-303v-303

    Re: ピオの父ちゃん様

    田舎の駄菓子屋といえば思い出しました
    だいたい田舎の店ではなんでも小分けしてビニール袋で吊るして売っていますね
    こうすることで単価が安くなりみんな買うことができるのです。
    タバコだって一本ずつ売っていて、それがまたけっこう需要があったりするのです。
    北部といえば、昔の話ですが、
    山の中で、アヘンなどを実際にすすめられたこともありましたね。
    まあいっぺんやってみろというわけです。
    でもいまもあのあたりの生活はさほど変わってないのでしょうね
    もちろん車とか電化製品などの生活に必要なものは充実したでしょうが
    生活そのものは変化しようがないのではないか、そんな気がしています。
    観光などの恩恵によくさない地域はやはり依然として貧しいのです。
    ああ私もこんなところでのんびりしている場合ではないような気がしています。


    パンダのロールケーキがとても気になりますっ!

    値下がり品のお菓子
    私もよく買ってしまいます( ´艸`)アハハ

    Re: つばさぐも 様

    こんにちはつばさぐも様

    > パンダのロールケーキがとても気になりますっ!

    ふわっとした感触でクリームもそんなに甘くなくて
    やさしい感じのケーキです。
    そんなに大きくないので値段的にはけっして安くはありませんね。

    でも美味しいものはおいしい
    そんなことを言いながら食べ過ぎてしまいます。


    ちい公

    ようこそ! 
    空ゆく雲のようにいつも自由でありたい。もとノラのちい公がお届けするごく私的な日常と愛する国そして人々への思い