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    お前は何者だ

    日々のドキュメント 旅  アジア 
    03 /16 2019


     本日はスコータイの旅は休止です。



      すっかり真夏のタイ。住まいの近辺では38℃ということもめずらしくなくなった。もちろん屋外気温ではあるけれども表に出ると焼けるように暑いことはたしか。

     ある日の夕方だった。
     妻は5時前には帰宅する。 

     昼間もそうだがあたし一人のときはほとんどドアをロックしない。厳重にセキュリティが警備しているので不審者が入り込むすきがない。あくまでも警備員が信用できればの話ではありますが。

     廊下のずっと先からにぎやかな声がドアを通して聞こえてきた。静かな環境だけに遠くの話し声もよくとおる。

     そしてドアが勢いよく開いた。
     真っ黒な頭巾か、覆面か、丸っこい物体が部屋に入り込んできた。
     パソコンをにらんでいたあたしは不意をつかれた格好になり慌てて椅子から立ち上がった。

     誰だお前は!!
     言いたかったが言葉が出なかった。
     ただ身構えただけだった。

    「ただいま、私よ」
     そう言われても、目だけじゃ信用できない。
    「誰だお前は。テロリストか?」
    「あはは」
    「それともアユタヤの百姓か」
    「あはは」

     夕方、マーケットを歩くのに暑くて日焼けもするから買ったという。

     大笑いする声に仲間の二人がドアの前に来た。
     
     なんだこいつらは。
     ふたりともマスクこそしていないが同じ黒い帽子をかぶって、それに彼女たちは大柄なので迫力もある。魔女のボディガードにはピッタリだが、見方によればマカロニウエスタンのガンマンのようでもある。
     写真を撮ると言ったら、あなたは何を書くかわからないからイヤだと逃げられた。

    「帽子だけならまだしもそんなマスクではおかしいだろ。みんな笑うだろう」
    「大丈夫よ。アユタヤでは誰も笑わない。ここは田舎だから、バンコクとはちがうのよ」
    「まるでムスリムの女性だな。暑くないのか」
    「それがサバイ、サバ~イなのよ。お肌を守らなくてはね」

     で、こんなことになった。
     目だけなら可愛く見えるから部屋でもその恰好でいなさいと言って叱られた。





    IMG-20190312-WA0001.jpg
     





    追記
     本日の記事はニュージーランドにおけるテロおよび実在する政治・宗教団体などの事案とは一切関係ありません。
     掲載日はあらかじめ予定されていたものです。




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    コメント

    非公開コメント

    No title

    日本でも同じです。とくに「おばちゃん」方は、たとえ近所の方でも誰だか判別できず、適当に頭を下げて大急ぎで通過します・・・v-29

    こんにちは

    最近の紫外線はこれぐらいでないとダメかも…!

    Re: ピオの父ちゃん 様

    あはは
    なるほどそうですか。
    いずこもおばちゃんは同じですね(笑)

    。。。とうことはうちの奥様も今やおばちゃんの領域に
    達したということでしょうか。
    これはどう報告すればよいのかな、ウーン。

    Re: つばさぐも 様

    こんにちは いつもありがとうございます 感謝しております。

    奥様もいつもお出かけになっているご様子
    どうかお気をつけあそばせね。
    色白は七難も八難も隠してくれるようですから。

    ちい公

    ようこそ! 
    空ゆく雲のようにいつも自由でありたい。もとノラのちい公がお届けするごく私的な日常と愛する国そして人々への思い