


ホテルに飾られていたプレート。
オーナーに聞くとスコータイ県で現在も生産されているという。
スコータイにおける陶磁器生産は、当時、中国の貿易商人が持ち込んだ様々な焼き物がその起源とされている。
その後周辺の陶芸家がスコータイ王朝の文化と中国やベトナムの陶磁器技法を融合させた技法を開花させたもの。
このようなセラミックの陶器、瓶、ティーポット、人形等々は伝統的な柄、モチーフで装飾されsangkhalokサンクロック陶器と総称される。
現在も続けられているスコータイの陶磁器生産。
飾られているプレートにどうして魚が描かれているのか、詳しい説明は得られなかったが、マネージャーの話では、これらは海のないこの地で当然ながら川や池で捕獲される淡水魚であるらしい。
あたくしにはヒラメに見えたのだが・・・。
このような陶磁器の製造と技術は後のアユタヤ王朝にも継承され輸出品としても重宝されたようだ。
陶磁器、焼き物、あたくしには全く縁のない世界で、故宮のような有名博物館に行ってもいまいちよくわからないというのが本音。
国宝級だと言われ、なるほどと目を凝らす。たしかによく見ると美しい、それはわかるのだが、さて、だからなあに、という具合で、生まれ変わったら学者になるべく勉強しなおす以外に道はない。

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