様々なイベントに欠かせない着ぐるみ。
またご当地キャラなどにも多く使用されている着ぐるみ。
見た目からも内部の暑さはそうとうなものと思われるが、対策としては近年、換気ファンや人間に着せる冷却ベストなどが取り入れられて多少は熱気が緩和されているようだ。
また制作会社も素材などにも工夫を凝らしているという。

しかしいずれにしても、過酷な商売であることにさして変化はないと思われる。
とくに真夏における長時間の活動は時には死を招くリスクもあり、頻繁な交代も欠かせない。
長期の休みがあるサマーシーズンなどには需要も多くなり、求人も増えるという。
因果な商売と言ってしまえばそれまでだが、ありがたいことにあたしの学生時代にこのバイトには遭遇しなかった。
いろいろなバイトを経験して、ここにすべては書けないが、ハードといえばなんだったろう。
記憶に残るのはやはり寒さと暑さ、そんな時期のバイトだろうか。
寒くてつらかったのはたくあんを漬ける漬物屋が思い出される。
寒風吹きすさぶ大根畑で干した大根を大きなプールに運んで漬ける作業。これはギャラはよかったが冷たく寒かった。
大手飲料メーカーの工場でボトル洗浄も冬場だったので体が冷えた。
逆に暑くて覚えているのはあまりない。
工場地帯で合成洗剤などの工場へ冷却用水の井戸掘りに何か所か行った。
これも夏だったが暑さよりも様々な化学薬品の臭気に悩まされた。それに掘った井戸から上がってくる水が乳白色でまるで洗剤がそのまま地中に沁みこんでいるようで、なんとなく大企業の裏側を垣間見たような気がして怖かったのを記憶している。
着ぐるみの話がそれてしまいました。
ではぼちぼち出番なので失礼します。

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