先日のつづきです。
今回もタイ入国に関してはなんの問題もなく入国、最近厳しくなったタイ税関の荷物検査でも止められることもなくすんなり通過。
妻が予約していたいつものタクシーに乗って無事レジデンスに戻った。
ドライバーのパポップにお菓子のお土産を渡し、レジデンスに戻るとこんどは居住区の入り口に立っているなじみの女性警備員にもお菓子の土産をプレゼント。
なんだかこれらはあたしが日本から戻るたびの恒例行事になってしまったので、もう省くことができなくなった。
さて本題です。
入管で返されたパスポートを開いて確認することもなく、カバンに放り込んだまま20日ほどが過ぎていた。
次回日本へ行くフライトのことを考えていたときだった。
年内には一度行かねばならない用がある。いつにしようかと考えながら何気なくパスポートを開いた。
あたしのパスポートに、タイのビザは就労ビザではないが長期ステイ可能のビザがついている。
なのでいつもタイ入国に関してはスタンプをポンと押してもらったらそのままのクセがついてしまっていた。
参考までにタイの場合、日本人だとビザなしで入国可能で30日間はそのまま滞在できる。ちなみに観光ビザがあるなら60日という具合だ。
パスポート。
10年パスポートも取得するときには長いなと感じるが過ぎてしまうとあっという間だ。
あたしのパスポートも来年3月までと期限が迫っている。あちこちうろうろしたせいでスタンプだらけで余白ページも残りすくなくなってきた。
まずこれが問題だったのかもしれない。
そのためかどうか、タイの長期ステイビザがパスポート後半、ほとんど最後のページ近くに添付されていた。
そして今回、あらためてパスポートをパラパラめくっていて気がついた。
タイの入国スタンプ、今回の分が目に入った。
入国日は間違いない。
しかし、滞在可能期間が30日と期限が記載されている。
それですぐピンときた。
入国審査官があたしのパスポートについているビザを確認せずノービザ入国にしてしまったのだ。
エントリーカードにもビザ番号の欄があって記入を忘れることはけっしてないのだから審査官が見落としたとしか考えようがない。
おまけにモニターにもパスポート持参者の情報が表示されるのだからしっかり見ればノービザのエントリーかどうかすぐわかるだろう。
しかしこれは困った。
このままでは一か月でタイを出なくてはならない。いくらビザがあるといっても申告しなければこちらの落ち度にされておしまいだ。どこの国でもそうだが役所は簡単にミスを認めたりはしない。
これは空港の入管に行って話すしかないだろう。
ああ、またパポップのタクシーを呼ばないといけない。
まったくなんでこうなるのかな。
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