FC2ブログ
    にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自由人へ

     友と語る夜

    日々のドキュメント 旅  アジア 
    10 /16 2019
    DSC_0009_20191015133318411.jpg


     パースの家に着いたのが午後2時だった。
     運転手のパポップに尋ねるとお腹が空いたというので店でご飯を頼んだ。


     店といっても前述のようにガレージにテーブルを置いたようなものでいたってシンプル。
     場所も住宅街なのでそれほど大量の客も見込めない。それでも店を開いたのはやはりヒマつぶしなのかもしれない。なんともおかしな夫婦ではある。

    DSC_0016_201910151333193be.jpg


     最近になってこの地区にミャンマーからの出稼ぎ労働者が多く住むようになっている。近くにある工場が雇っているらしい。
     それでも彼らはそれなりにちゃんと行儀良くしてるという。パースの飯屋に持ち帰りのご飯類を買いに来ているのをみたが、みんな大人しそうな若者だ。女の子も多い。

     そういうこともあってかメニューの値段もかなり安い。だいたいが30-バーツから40バーツだから、まあ市内中心部を外れるとこのくらいのローカルプライスになるのだろう。

     午後3時を回った。
    「なにか飲みたいな」
    「ウィスキーは夕方まで待ってよ。俺も飲みたいのだから」
     いちおう下働き、奥さんのレックには奴隷と言われているが、それなりに気をつかっているのかと思った。
     さにあらず、
    「ウィスキーを今から呑んだのでは日暮れには酔っぱらうから」
     ということだった。

     それでビールにした。
     うちの妻もビールなら一緒に飲む。
     1本、2本そして3本、ちょいといい気持になり、さあウィスキーにしようと思っていた頃、パースの友人がやってきた。

     日本の友達が来ると事前に連絡していたらしい。

     一人はバンコクで弁護士をやっている男。彼はパースの幼なじみで彼のすぐ近所に最近家を買った。バンコク市内部に住まいがあるのだがパースに惹かれて近い将来ここに住むという。
     弁護士らしからぬとは偏見かもしれないが、大人しくて丁重な物言いの男で、あたしがすぐ気に入るようなタイプだった。
     今夜はバンコクの家に戻るからとアルコール類は口にしようとはしなかった。当たり前だが、これもなかなか好感が持てた。なんせここはタイなのだから。

     もう一組のパースの友人はここから30キロ南の県で民泊を生業としている夫婦だった。奥さん・レックの作るご飯が美味しいと彼らは時折やってくる。たった40バーツほどのご飯を食べるために30キロを走ってくる。

     ワイワイとあたしとパースは酒を呑んでご機嫌で喋りまくり、友人たちは水やジュースを飲みながら笑顔で聞いていた。
     
     タイ人と呑む時はとにかく長くなるので注意が必要だ。
     彼らはウィスキーでもほとんど氷とソーダをミックスして呑む。つまり超うすいハイボールなのでそれでなくとも強いといわれるあたしはなかなか酔わない。

     結局来年、妻が日本の旅から戻って、そのあと2月ごろに30キロ南の友人宅へパース夫婦と泊りがけで行くことになった。
     そこにも水上マーケットがあってなかなか盛況らしい。
     妻が見たいと言い即決で決まった。
     いずこでも奥方様の意見は強い。

     


    めし屋のオヤジは踊る









    にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自由人へ
    にほんブログ村

    コメント

    非公開コメント

    No title

    こんにちは。
    良き人には良き人が集まるのかな。
    楽しそうな会話が聞こえてきそうです。

    Re: つばさぐも 様

    おはようございます。
    彼らはほんとによいご夫婦なのです。
    元やんちゃ者の亭主と黙ってニコニコしている妻
    私の大好きな人々なのです。

    ちい公

    ようこそ! 
    空ゆく雲のようにいつも自由でありたい。もとノラのちい公がお届けするごく私的な日常と愛する国そして人々への思い