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    イサーンの風にふかれて2019 ~君とふたりで~ ナコンパノム夕暮れそぞろ歩き

    日々のドキュメント 旅  アジア 
    11 /14 2019



     夕方になった。
     夕食をどこでとるかと考えて、とりあえず歩いて市内部へ行ってみようということになった。
     車社会のタイ、いくら地方だといっても繁華街はやはり駐車に苦労することはわかっていた。
     
     道沿いに並ぶ飲食店を物色しながら歩いた。
     ほとんどが露店に毛が生えたような造りの店。暗くなってネオンがつけばそれなりに南国風に見えるのだが、明るいと埃っぽさだけが目立ち入ってみようという気にはならない。これはタイのどこでもそうだ。

     遊歩道のあるところまでやってきた。
     妻も楽しそうに歩いている。あたしは歩くことには慣れておりどれだけ歩いても平気なのだが、ふだん歩くことをしないタイ人に数キロの距離は大変かもしれない。

     ナコンパノムのランドマークとなった大きなナーガ像(龍神)が見えてきた。多くの人々がお参りしている。


    Nagas.jpg


    DSC_0009_20191112141122170.jpg



     あたし個人の考えとしてはお寺もそうだが、このような偶像崇拝的なものには否定的な考えを持っている。
     とりわけタンブン(寄進)という名目で善良な人々から金品を吸い上げるタイのお寺のシステムは到底受け入れられないものだ。もちろん南回りでインドから伝わってきた上座部仏教と大陸経由で日本に来た大乗仏教の違いはあって、日本でもお布施などは似たようなものかもしれない。

     このナーガ像もそうだ。ランドマークとして観光の目玉であるのはよいとしても、これに合掌してお布施まで出すのは馬鹿げているように思えて仕方がない。

     だがここでそんな話をするのは愚の骨頂で、神妙に合掌する妻を、ただ善良なタイ人としてながめるだけだ。というよりむしろ彼女はタイ人なので亭主のようではなく、両手を合わせて祈ることが肝要なので、亭主としてはそのような女性を妻にしていることを誇りにすべきかもしれない。
     
     そもそも文化の違う国で生まれ育った者同士が家族になった。お互いにそれぞれの相違点を理解することが大切で、ポリシーを曲げてまで何でもかんでも受け入れる必要はないのだ。
     だからといって相手を批判するのではなく、それぞれの秀でたところをしっかりみることにつきる。

     しかしこのナーガ像、夜になってライトアップされ水を吹き出しはじめたのには驚いた。どこかで見たなと思えばシンガポールのマーライオンではないか。
     考えたものだナコンパノム当局。

      
     






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    コメント

    非公開コメント

    No title

    ポルポトもゲルツェン(篠田節子の小説『弥勒』に出てくる人物)も僧を憎んでいました。わたし自身、正直言ってポルポトやゲルツェンに共鳴する部分があって悩みますv-390

    Re: ピオの父ちゃん 様

    ポルポト政権下の宗教弾圧は想像を絶するものがありました。
    そうですか
    父ちゃんは彼に似たような部分があるのですか。
    しかし普通の日本人なら多少はね。

    こんにちは

    >それぞれの秀でてることをしっかり見る
    本当にそう思います。
    いろんな面を
    秀でていると思えることも素晴らしいのかな。

    Re:つばさぐも 様

    つばさぐも 様 こんにちは

    昨日のトピックでは
    ありがとうと思っていても言えない、などと書いたのですが
    あちこちからお叱りの言葉をいただきました。
    言わなくちゃわからんだろ!

    うちの魔女様に放すと、みんな私の見方ねと
    胸を張っておりました。

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    ちい公

    ようこそ! 
    空ゆく雲のようにいつも自由でありたい。もとノラのちい公がお届けするごく私的な日常と愛する国そして人々への思い