地の底から突き上げるような大きな音で飛び起きた・・・
あれから25年が経ったのか。
まるでほんの数日前の出来事のように刻まれた記憶。
ちょうど日本に滞在していたその日の朝。
交通機関がマヒし西に向かうことができなかった。
被災者となるか否かは偶然の結果でしかない。それを運、不運という二択で片付けてはあまりにも虚しい。
しかし結果的に抗うことのできない大きな力の前になすすべもない人間。
自分はまだ生きている。
生かされている。
人並み以上に死に近く過ごしてきた日々があったにもかかわらず自分はまだ生きている。
いまある日々に感謝する。
ただそれだけでよいのかと灰色の空に問いかける。
真実の穴
ボクたちの視界をさえぎらないでください

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