君と行く日本の旅2020 感動富士山
日々のドキュメント 旅 アジア
パートナーのブログ・魔女の手紙を読んでいてふと思った。
すこしはまじめにブログを書かなくては。
一月から二月初めにかけての日本の旅をふりかえってみよう。
魔女の手紙ではちょうど富士山から白糸の滝あたりの話になっている。
富士山
日本人の自分でも、年に数回ある東京行きのときにちらっと眺めるだけ。
富士山は美しい。
山に上がってみればあちこちの山と変わりなく感じるが遠くから眺める富士山はやはり日本一のお山です。
富士山を見る旅は妻のためだけでなくあたし自身も興味がありました。むかし途中まで上がったときには、その直前に行った乗鞍岳と大差ないように感じましたが、すこし離れて眺める姿は特別。
静岡のお姐様に教えていただいた静岡県富士山世界遺産センターはよくできていた。上階に向かうスロープの壁には富士山の様々な表情が映し出され、それは自身が登っているような疑似体験になる仕組み。

もうひとつ企画展が開催されていた。
同センターの文言を借りると、
「谷文晁×富士山 -山を写した時代の寵児-」
特別展では、葛飾北斎らが活躍した江戸画壇の黄金時代に一世を風靡した時代の寵児で、“富士山の画家”として名を馳せた「写山楼」谷文晁の富士山図を一堂に集め、展示。
富士登山の過程を克明に描き、徳川将軍の上覧も得た「富士山中真景全図」(当センター蔵)も期間を分けて全巻展示。


というもので、作品を目にしたあたしはしばらくそのフロアから立ち去りがたいものを覚えた。
案内してくれた女性スタッフが二人のためにずっとつきっきりで説明してくれた。ほかに客がいなかった。
しかしできるならば放っておいてほしかった。申し訳ないが静かに時間の推移をもっと感じとりたかった。作品というよりも経過した時間を巻き戻す作業をしてみたかったのだ。
ああやめましょう。
こんなことで文句を言っては申し訳ない。
さて、スロープを登り切ったところにテラスがあってそこから正面に富士山が見える。
当日の天気とも相まって素晴らしい眺めだった。
企画展でわからない日本語に辟易したような妻はよみがえった。悠然と立つ富士山に興奮していろいろな写真を要求した。
近くにいた男性スタッフが言った。
「こんなに富士山がきれいに見える日もそんなに多くないですよ」
深夜バスの疲れも忘れてしまったような妻をみながら、連れてきてよかったとしみじみ思った。
にほんブログ村
コメント
おはようございます
富士山や白糸の滝を見ていただいて、本当に嬉しいです。うっとうしいガイドさんも旅の思い出にしてくださいね。
ありがとうございました。
2020-03-19 07:21 雨宮清子(ちから姫) URL 編集
Re: ちから姫様
こちらがお礼を申し上げなくてはいけません。もし姫様のご紹介がなければ世界遺産センターに立ち寄ることもなかったでしょう。
二人で雄大な富士山をみれたことは、いつまでものこる大切な思い出になりました。
しかし、それにしても、富士宮だけでなく静岡エリアとりわけ富士山を望める一帯のなんとすてきなこと。
わたしもリピーターになりそうです。
2020-03-19 07:41 ちい公 URL 編集
日本一の山
素晴らしい富士山が見れて良かったですね。
お二人が喜ぶ姿、僕も見ていて嬉しく成ります。
僕ね、富士山が見える所に住みたいと思っていました。
諦めましたけど。(笑)
幾度と無く富士山を見に行きましたが、見れずに帰って来た事もありました。
休みの日の前夜に、思いつきで車をブッ飛ばして富士山を見に行くのですから、
見れるか見れないかは賭けのようなものです。
静岡県富士山世界遺産センターに行って見たく成りました。
2020-03-19 11:25 kotobuki URL 編集
Re: kotobuki 様
あらかじめタイトな日程の中で決めていた日でしたから
天気は運頼みでした。
しかし日頃の聖人君子のような日々を天は見てくれていました。
これはひとえに私の日頃の良き行いが反映されたものです。
富士山が毎日見える生活。
これはまさしく私のみならず日本人の憧れと言ってよいでしょうね。
よくよく考えてみれば私なんか日本の仮住まいをなにも関西に限定する
必要がいまとなればまったくないのですから静岡に移してもよいのです。
いや、そもそも日本に仮住まいをおく必要がないのです。
う~ん、日本のホームタウンを変更するのもありかもね。
なんだか話が変わってきました(笑)
2020-03-19 11:49 ちい公 URL 編集
No title
雄大な富士山見せていただいて
幸せのおすそ分けのよう。
まだまだ知らないところも多くて日本も広いなと思いました。
2020-03-19 16:23 つばさぐも URL 編集
Re: つばさぐも 様
他国に比べて決して広くはない国土ですが
それでも観光資源としては実に豊富
日本再発見の旅に出たとすれば
それはそれは長い旅になるでしょうね。
2020-03-20 04:27 ちい公 URL 編集