どの商売も厳しい状況であることは皆さんすでにご承知のとおり。
魔女ブログでたかくんバーバーの話題を掲載したので散髪屋たかくんと話す機会があった。
やはりこの業種も客足が鈍くなったという。
それに加え、顔剃りを省く客が増えてきたという。
「顔を剃るときお客さんは無防備になりますからね」
少しでも感染の危険を回避したいという気持ちはわかる、とたかくんは言う。
顔剃りを省いただけでも500~1000円単位の減収になる。
「しかしあれだね、もしたかくんが感染などしたら大ごとだね」
「大ごとどころか、ここで商売できなくなりますよ」
ほんとに大変なことになったものだ。
「ところでちい公さんは、買い物するときキャッシュレスですか」
「そうだね。硬貨が面倒なのでカードだね。クレジットカードやプリペイド、それに奥さんから持たされているトラベルカードなんか」
「PayPayなんか使います?」
「PayPayか、名前は知ってるけど使ってないね、どうして」
たしかにスーパーなどでもPAYPAY使えますの表示を目にする。
「実はうちでもPayPay使えるように契約したんですよ」
もしかしたら若者層でも使いたい人がいるかもしれないという。
話によれば、これを使うとポイントなどで散髪代も割引になる計算らしい。
それに彼のような職種だけかもしれないが、カード会社のような手数料が要らないようだ。これは加盟店にとって大きな利点になる。
「ちょうどヒマだからこのシールも貼ろうかなと思ってたんですよ」
PayPayのシールを出してきた。


「ついでにコロナ割引なんて書いとけば。今だけ5割引きとか、そしたらあたしも散髪する」
「やめてくださいよ。そしたらちい公さんの散髪なんかもうしないですよ」
たしかに時給にもならないだろう。
大きな声では言えないがあたしの散髪代は特別料金。
「高齢者割引」
そう言われている,と書こうとしたら、
「毛根少量割引」
そんな声が・・・。
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