幼年期の思い出の中でもとくに動物と触れ合った記憶は生涯残ると信じている。
それがときには悲しくそしてせつなく、何十年も経てなお悲しみや寂しさが胸をいっぱいにするときがある。
その記憶が、まだ入学前の幼年期であったにもかかわらずけっして薄れない悲しみもある。
動物と暮らすということは得られる幸せとおなじだけ悲しみを背負うということに他ならない。
それがわかっているだけに自分はもう動物と暮らすことは生涯ないと決めている。別れの悲しみに耐えられるだけの精神力があるかどうか自信もなく、また動物を家族にして生涯付き合ってやれるかどうか、その見通しも立たない。
彼らに幸せな人生を
そしてこの記憶が微笑みだけで満たされますように


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