

久しぶりにタカ君barberへ続く道を歩いた。
彼の店がなくなってから通らなくなった道だ。
店とお母さんの住まいはとうになくなり更地になっていた。
何十年ここで店を開いていたのだろう。
お父さんの代からおそらく40年もっとになるかもしれない。
ここへ引っ越してきたのはまだ彼が小学生だったころだと聞いた。
82歳のお母さんは元気にしているだろうか。タカ君の姉の家で同居しているというが、自身の娘なので気楽に幸せにすごしていることだろう。
いつまでも元気で笑顔の絶えない日々であってほしい。
当のタカ君は次の店もまだ決めてないようで、まあ来年になればと落ち着いたものだ。新型コロナが猛威を振るう現状では新しい店を開く気にもならないのだろう。
散髪屋がなくなったおかげであたしは別の店に行く気にもなれずバリカンを買って自前散髪をすることになった。
夏ならともかく冬場の日本、バスルームでバリカンを使うのだが裸では寒すぎる。
考えてゴミ袋で服を作った。作ったと言ってもビニール袋の底に穴をあけてかぶるだけ、まるで漫画のホームレスかもしくは、ハジメニンゲンのようで、鏡に映った我が身を見て思わず笑ってしまった。
大丈夫なのかなあたしは。
自信がなくなった。
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