
荷物が届いた。
故郷から母の便り
かあちゃん、いつもありがとね
・・・・・・・・
あ、そうだ、忘れてた。
かあちゃんはとうの昔に次の世界へ旅立った
箱の中味はなんじゃろな、あ、それそれぇ~
思いが詰まった贈り物
まるで宝箱や~~
・・・ありがとオトヒメさま、あんたもかあちゃんみたいだ
おお、いったいどうしたことか、箱から立ちのぼる白い煙。
アレレ、ちい公はあっという間に白髪も抜けてツルピンシャン。
どこからか声が、
「バカ、どこの世界に自分より年上の息子がいるのよ、ったく!」
いやいやどうもすみません

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