
夜の定時通信。
富士の裾野の大魔女様から宅急便が届いたことを話した。
そして、頂いたわさび漬けの説明をすることになった。
実物を知らない相手にわさび漬けの説明は簡単ではない。
混ぜられている酒粕がなんであるかも教える。
わさび漬けそのものを見せながら説明した。
「要するにわさびの香りと辛さをそのまま味わえるように茎などもミックスしてマイルドにしているのだ」
ご飯にのせて食べると最高なのだと話し、
「これが食べたかったんだ」
と、あたしが言うと、
「ふーん、美味しそうね」
妻はそう言い、
「ちょっと待って」
画面から消えた。
戻ってきた妻が見せたのはこれだった。
SBのわさび2本セット

「今日マクロスーパーで買ったのよ」
(マクロ=インポート食料も扱う業務用スーパー)
「どうした? 美味しそうなさしみでもあったのか」
「そうじゃないの。タイのサシミはこわいので買わないわ。ただわさびが食べたかったの」
「わさびだけ、どうするんだ」
「チキンをボイルしてわさびをつけてもおいしいし、キュウリでもつけてね」
「わさびが食べたい・・・てか」
「今日ね、日本のことを考えていたら、とつぜんわさびが頭に浮かんだのよ、そして食べたくなったの」
偶然といってもこんなことがあるんだなと思った。
日本にいる亭主が見えているような、あるいはシンクロのような、こんなことが起きるのだ。
おかしなことを書きはじめるとキリがなく、あたしがおかしくなったと思われるので書きませんが、こんなことは序の口で偶然だけでは納得できない不可思議と思えることがこれまでも幾度もあったのです。
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いよいよ現実世界へ戻ってくるらしい
でもいったいどのようにして
タイムスリップはリヤカーに乗って、という話もあるんだけど
