
ยินดีต้อนรับสู่ Blog ของฉัน [ไดอารี่เกี่ยวกับเมืองไทย โดย Mr.Chiikou]
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正月が始まった
スピーカーからの音楽で目が覚めた。
時刻は午前4時半、鶏だってまだ起きていない。
北方チェンマイ辺りの音楽から次はイサーンの歌。ついには音楽にのって歌い始めた。
近所の食堂かと覗いてみたが朝の準備をしている店員だけ。客商売の店が近所の迷惑になる時間帯から音楽を流しはしない。まして今は服喪の期間。
どうやら歌声はマンション駐車場の外、並木に隠れた道路からのようだった。
「早いわね、もうお正月ね。今週はどこも仕事にならないわ」
起きてきた家人がテラスに並んで外を眺める。
「イサーンの村ならこんなことはいつもだけど、まさかバンコクでこんな朝早くから宴会とはね」
5時半、家人を送りがてら外に出た。
道路にテーブルを置き三人ほどが楽しく呑んでいる。音楽はスマホにつないだスピーカーからだった。
まだ夜も明けきらない頃、戻ってくると、連中はまだ呑んでいる。
ニヤッとしたあたしを見て、
「飲むかい?」
「起きたばかりでまだ呑めないよ」
気のよさそうな男たちにすこしホッとした。悪気はないのだ、ただモラルが若干欠如しているのかな。
きっと近くのナイトクラブなどの連中だろう。朝方まで働いて寝る前の一杯。もう正月ウィークだからよいだろうと考えたにちがいない。
これが日本ならとうにパトカーが来て店じまいさせられているところだ。
表の警備員が苦笑しながらあたしを見ていた。
「もう正月だね」
「そうです正月なんです」
警備も敷地外だから余計なことは言えない。
そういえば朝から頑張っている屋台も少なくなっていた。
みんな故郷へ戻ってゆく。
四月のソンクラーン(水かけ祭り)と新年は大移動の季節。日本の盆、正月とおなじだ。
今週から来週にかけてバンコクは少しだけ静かになる。