


ยินดีต้อนรับสู่ Blog ของฉัน [ไดอารี่เกี่ยวกับเมืองไทย โดย Mr.Chiikou]
ようこそいらっしゃいませ、ありがとうございます
日本だ
降下を続けている飛行機は紀伊水道上空に入った。
紀伊半島北部、和歌山あたりそして泉南地方が右手に見えてきた。
海上の航跡がはっきりわかる。
あたしは窓に額をくっつけたまま身じろぎもしない。
ほんの数か月前12月には2週間ほど滞在していたから久しぶりともいえないのに、まるで生還した兵士のように食い入るようにながめる。
アジア最東端の島国、緑深く、そして優しい人々が住む国。
まさにソフトランディングだった。
激しいバウンドもなく、まるで紙飛行機が青草の上に滑り降りたような着陸。シンガポール人の機長はなかなかの腕前とみた。
「ウーッ寒い!」
そりゃそうだ。
上着を忘れて薄いパーカーだけなのだ。
空港のフリーWIFIにつないだ。
メッセージの着信を知らせるワンワンが聞こえた。
魔女のチェックか、と思いきや、妹のサクラだった。
「魔女っ子から連絡きた。上着持ってきているから出口で待ってるヨ~ン」
おお凍死しないですんだ。
バンコクの魔女と日本の妖怪ネットワークは大したもんだ。
この夜は居酒屋で呑んだ。
久しぶりの熱燗と刺身。
日本人でよかった、そんな夜だった。